合流による効果とは? わかりやすく解説

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合流による効果

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/24 00:39 UTC 版)

「中宏池会」の記事における「合流による効果」の解説

正式に合流した2008年5月13日時点衆議院50人、参議院11人(総勢61人)と、党内勢力では最大派閥町村派や第2派閥津島派に次ぐ第3勢力となった。両派議員からの合流への不参加無派閥議員からの入会といった動きはないが、無派閥議員中にも加藤の乱による分裂の際、いずれのグループにも参加しなかった議員もいるため、無派閥議員参加もあれば、党内勢力では津島派上回り最大派閥町村派に次ぐ第2派閥になる。分裂以来中小派閥甘んじてきた両派にとっては、合併による発言力高まり大きな利点となる。以下は2008年6月5日時点人数である。 町村派清和政策研究会86人(衆議院60人、参議院26人) 津島派平成研究会70人(衆議院47人、参議院23人) 中宏池会 62人(衆議院51人、参議院11人) 他方谷垣派にとっては、古賀派主導事実上の「吸収合併」となることへの反発が強いといわれ、古賀派からは谷垣明確に総裁候補位置づけることに対して慎重論が根強かった。そこで総裁候補事実上棚上げした形で合流踏み切る方向模索された。また、古賀派には2007年総裁選麻生太郎支持した議員少なくなく、小選挙区制の下では中選挙区制時代派閥のように一人総裁候補一枚岩となって応援するような形にはなりにくいとの声も大きい。 結局合流当たって派閥として統一した総裁候補掲げることを断念し合流時のパーティーでは総裁候補に関して幹部一切言及しなかった。このため合流時のマスコミ報道では「同床異夢」「呉越同舟」といった表現用いられることとなった

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合流による効果

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/08 23:53 UTC 版)

大宏池会構想」の記事における「合流による効果」の解説

合流実現すれば2008年5月当時衆議院66人、参議院15人(総勢81人)と、党内勢力では津島派上回り最大派閥町村派匹敵する大派閥になる算段であった無派閥議員中にも加藤の乱による分裂の際、いずれのグループにも参加しなかった議員もいるため、無派閥議員参加今後国政選挙による伸長次第では、かつての宮澤派時代のように党内最大派閥の座に返り咲くことも見込まれた。 町村派清和政策研究会88人(衆議院61人、参議院27人) 大宏池会 82人(衆議院67人、参議院15人) 津島派平成研究会70人(衆議院47人、参議院23人) 他方で、小選挙区制導入により、幹事長への権限集中するとともに、かつてのような派閥機能失われ、数がそのまま影響力つながっていくかは未知であった小派閥の長である麻生総裁の座を得られたのは、「選挙の顔」としての人気期待されたからであり、自らも総裁選派閥横断的支持訴えたまた、三派の中では最大古賀派主導して合流進められると、小派閥である谷垣派麻生派にとっては吸収合併される側面強いため、二の足を踏んでいる側面もあった。現に「中宏池会実現過程では総裁選出馬経験もある谷垣を、明確な総裁候補位置づけることが出来ず谷垣派内には不満の声も上がった麻生派にとっても事情は同じであったが、しかしひとたび麻生総理総裁となった以上、今後合併による政権基盤強化という効果期待できる。こうして、2009年に再び大宏池会構想取り沙汰されるようになっていった。

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