収録曲解説とプロモーション
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「Utada Hikaru SINGLE COLLECTION VOL.2」の記事における「収録曲解説とプロモーション」の解説
Disc2には新曲が5曲収録されている。「Can't Wait 'Til Christmas」を除いた全ての新曲は、宇多田が自分自身や過去との和解、本当の自分や恐怖と向き合うことがテーマになっている。この制作方法はデビューアルバム『First Love』のそれと類似している。 Hymne à l'amour 〜愛のアンセム〜 アルバムからの最初のシングルで、フランスのシャンソン歌手エディット・ピアフの1950年代の曲「愛の賛歌」のカバーである。宇多田は、訳詞を担当した。同曲は、2010年10月2日から放送が開始された本人出演のサントリーフーズ「ペプシネックス」CMソングとして起用された。同年10月9日からデジタル配信が開始された。 Goodbye Happiness 本作のリード曲であり、ラブソングである。同曲はミュージックビデオが制作され、宇多田が監督に初挑戦した。同年11月10日に携帯電話端末向けでデジタル配信が開始された。同曲はアルバム発売前に多くのエアプレーを受け、Billboard Japan Hot 100で最高1位を記録した。同曲はレコチョクのCMソングとして使用された。 Show Me Love (Not A Dream) アルバム発売の1週間前にデジタル配信が開始された。同曲は東宝配給映画『あしたのジョー』の主題歌として起用されている。 嵐の女神 母親の藤圭子に対して感謝の気持ちを伝えられる様になった宇多田の素直な気持ちが綴られている。同曲は森永製菓「1チョコ for 1スマイル」キャンペーンソングとして起用された。同キャンペーンは森永チョコレートの年間売り上げの一部を使って、カカオ生産地域の子供たちを支援するプロジェクトである。11月24日から2011年2月14日までの間、楽曲1ダウンロードにつき1円が森永製菓と同じ目的で寄付される。 Can't Wait 'Til Christmas 初めてシーズンを意識した楽曲で、「新曲のうちで一番自分で恥ずかしい感じの曲」と語っている。同曲は前述「ペプシネックス」の「宇多田ヒカルクリスマス偏」のCMソングとして起用された。 宇多田はアルバムのプロモーションの為に、2010年9月28日にTwitterアカウントを取得した。また、同年11月8日に本宇多田のYouTubeアーティスト公式チャンネルが開設された。一部のビデオ・クリップとライブ映像を観ることができる。チャンネル開設直後に、「メディア・インタラクティブ社」による虚偽の著作権侵害の通報で多くの動画が短期間で削除されるトラブルがメディアで報じられた 。宇多田は自身のTwitterでこの事件に個人的に言及した。 『CD&DLでーた』『EDGE STYLE』『月刊Songs』『月刊ザテレビジョン』『Happie nuts』『mini』『MUSICA』『non-no』『オリ★スタ』『PATiPATi』『ぴあ』『PopSister』『ROCKIN'ON JAPAN』『smart』『東京カレンダー』『Tokyo Walker』『WHAT'S IN?』『YOU MUSIC』など多くの雑誌で大々的な特集が組まれた。11月後半から12月前半にかけて、『ARTIST SPECIAL』『au ONAIR MUSIC CHART』『BANG! BANG! ZIP!』『ドコモ J-POP MAGAZINE』『Love & Green』『MUSIC COASTER』『ON8』『PARADISE BEAT』『STADIUM ROCK!!』『TOKIO HOT 100』などのラジオ番組に出演しアルバムを宣伝した 。11月7日に東京FM上でアルバムの収録曲の放送が開始された。 宇多田はアルバムを引っさげて、2010年12月8日、9日に横浜アリーナでコンサート「WILD LIFE」を開催。8日の公演は『「WILD LIFE」 ライブ・ビューイング in シアター』として全国の映画館で生中継される。また、スペースシャワーTVで2011年1月22日に放送される。ライブチケットは11月21日発売当日に完売した。
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