原始編
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 03:40 UTC 版)
サブタイトルは『接触』。石器時代の人類の狩猟生活をコミカルに描く。 まだ言葉のない時代。人々は洞窟に集落を作り、たくましく生きていた。狩猟を許される年齢になった原始人の少年ポゴが初めて狩りを行った日の晩、少し離れた所に住む部族・クー族の少女べるがポゴ達の集落へ逃げ込んでくる。生贄の儀式に捧げられようとしていたところを逃げ出してきたのだ。ポゴは異部族のべるに対し掟破りの恋をしてしまい、彼女を守ることを決意する。 このシナリオでは言葉がまだ存在しないため、台詞ではなくキャラクターの仕草(ボディーランゲージ)や絵文字のふきだしによってストーリーが進行していく。獲物はフィールド上を移動しているにもかかわらずその姿が見えないので(不可視シンボルエンカウント)、Yボタンを使用して周囲の臭いを嗅ぎ、その漂う匂いで目算をつけ敵を探し当てる。また、特定の場所にある合成屋では、2つの材料から装備やアイテムを作る「アイテム合成」ができる。 ストーリーとは別に隠し要素が存在し、特定の場所において出現するある敵と戦って倒すと貴重なアイテムが手に入るが、非常に足が速いので、行き止まりに追い詰める等しないと臭いを発見しても即座に逃げられてしまい、エンカウント自体が困難。また、原始編の最終ボスをも超える本作屈指の強さのため、丁寧に戦闘を組み立てていかないと勝つことは難しい。 主人公のポゴの名前は他のシナリオと同様に変更が可能だが、使用できる文字が大きく限られ、カタカナの濁音、半濁音、小文字、「ン」「ー」しか使うことができない。 ポゴとゴリの関係はアニメ『はじめ人間ギャートルズ』のゴンとドテチンのようなイメージとなっており、開発中のゴリのコードネームも「ドテチン」であった。
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