危機 (イエスのアルバム)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/31 17:15 UTC 版)
『危機』(原題:Close to the Edge)は、イギリスのプログレッシブ・ロック・バンドであるイエスが1972年に発表した、通算5作目のアルバムである。
注釈
- ^ 後に『ケラング!』に所属し、イエス伝を執筆した。
- ^ 本作完成後にイエスを脱退してキング・クリムゾンに加入する遠因になった。
- ^ ブルフォードは、脱退の決意を表明したのは『危機』が完成した数週間後だったと自伝に記している。
- ^ ブルーフォードはアメリカ・ツアーが始まる一週間前に、イエスを脱退してキング・クリムゾンに加入するという決意をアンダーソン達に告げた。彼はツアーが終了してから脱退することを申し出たが、アンダーソン達は新しいドラマーを見つける道を選んだ。そしてオフォードの推薦で、彼とは旧知の間柄だったアラン・ホワイトを選んで、ローマにいたホワイトを電話でロンドンのオフォードのアパートに呼び出し、半ば強引に加入を承諾させ、「危機」を含む全レパートリーを数日で覚えさせたという。以上、参考文献"Yesstories"による。
- ^ マネージャーのブライアン・レーンは、ブルフォードに契約解除の清算を強く迫った。ブルフォードはホワイトにドラム・キットを入れる新品の銀色のケース(flight cases)を寄付した上、本アルバムの印税収入を自分とホワイトとで折半することに同意させられた。またレーンは、来るアメリカ・ツアーの予約代理店に連絡して幾つかのコンサートの日程を変更しなくてはならなかったとして『物的損傷』の賠償金を請求したので、ブルフォードは要求に応じて多額の現金を支払った。
- ^ ブルーフォードが参加した2曲は、ウエイクマンが参加していることから『こわれもの』のツアーで録音されたと考えられる。ウィキペディアの英語版”Yessongs”には、収録曲の録音場所と年月日が示されているが、引用文献要。
出典
- ^ ChartArchive - Yes - Close To The Edge
- ^ 『オリコンチャート・ブックLP編(昭和45年‐平成1年)』(オリジナルコンフィデンス/1990年/ISBN 4-87131-025-6)p.73
- ^ “Discogs.com”. 2024年2月29日閲覧。
- ^ Bruford (2013), pp. 49–50.
- ^ Bruford (2013), p. 128.
- ^ Bruford (2013), p. 49.
- ^ “"Yes' Steve Howe on Jon Davison, performing classic LPs, a renewed solo focus"” (英語). Something Else! (2013年4月24日). 2017年1月30日閲覧。
- ^ a b Bruford (2013), p. 50.
- ^ Morse (1996), pp. 33, 41.
- 1 危機 (イエスのアルバム)とは
- 2 危機 (イエスのアルバム)の概要
- 3 参加ミュージシャン スタッフ
- 4 脚注
「危機 (イエスのアルバム)」の例文・使い方・用例・文例
- 進行中の経済危機の最中に
- 経済危機に対応する
- 信用の危機
- アフリカの食糧危機
- その国は経済危機に直面している
- 危機的状況
- エネルギー危機
- 絶滅の危機に瀕する
- 財政状況は危機に向かっているようだ
- 家族の危機を防ぐ
- 絶滅危機種の国際取引
- 石油危機を解決する鍵
- 国民はその危機に対する政府の迅速な対応に対して高い点数をつけた
- あの車はもう少しで私にぶつかる所だった.危機一髪だった
- この危機に行動を起こさないなら,君はおく病者だ
- 絶滅の危機に瀕している種を保護する
- 彼は忍耐することで危機を切り抜けた
- 金融危機の再発
- 調査でその鳥は絶滅の危機にあることが明らかになった
- 私たちは経済危機を解決しなければならない
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