千代菊を取り巻く男性
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/15 20:14 UTC 版)
「少年舞妓・千代菊がゆく!」の記事における「千代菊を取り巻く男性」の解説
楡崎慎一郎(にれざきしんいちろう) 楡崎グループという多角経営組織体をまとめる総帥であり、高校生の頃から祇園に出入りしており現在では祇園の客としても超VIP待遇である。千代菊がはじめてお座敷に出た日に外国人にキスをされそうになり逃げた際に匿ってから千代菊の虜となる。千代菊に出会うまでは舞妓は幼くて話し相手にならないとして舞妓嫌いで有名だったが千代菊に出会ってからは千代菊を名指し指名してのお座敷を何度も予約したり外での食事などに誘ったりしている。 お座敷などでは千代菊にキスをせまったり抱きついたりセクハラまがいのこともしている。千代菊(美希也)は嫌がってもいるが、楡崎に惹かれてもいるためキスは何度か許している。 楡崎グループ総帥としては冷酷かつ合理的に会社を立て直したりするためミラクル・シャークとも呼ばれているが、千代菊に対してはやきもちを焼き子供っぽいところも見せる。 離婚歴があり現在バツイチである。 紫堂薫(しどうかおる) 17歳の高校生であるが、東京在住のプロ棋士であり「天才少年棋士」と呼ばれ将来を有望視されている。千代菊と会ったのは囲碁の師匠を変更する相談を行うためのお座敷だった。出会いはあまり良いものではなかったが、悩んでいる紫堂の世話をしているうちにお互いに惹かれる。紫堂は千代菊が男だとは知らないが、千代菊は自分が千代菊として紫堂を好きなのか、美希也として好きなのかが分からないままであった。 最終的には恋愛禁止という師匠の言葉に従ってこれ以降は会わないという約束になり、気持ちがうやむやのまま別れることとなる。それ以降も何度か祇園に来ているが、気持ちを押し隠したままとなっている。 大隅顕太(おおすみけんた) 美希也と同じく聖ジョージ学院中等部に在学(2年生)している男子生徒で、老舗旅館「大隅」の三男である。美希也の親友であるが、美希也が千代菊としてお座敷に出た際に一目ぼれしてしまい、ファンクラブを結成する。 旅館を継ぐべく経営学を勉強している。 仁村伊織(にむらいおり) 祇園在住の友禅作家で、千代菊の店出しの着物の製作者である。 千代菊はこの着物を着ていると「温かく包まれている感じがする」という表現で賞賛している。 三木本格之進(みきもとかくのしん) 関西一の宝石商で、千代菊の店出しの際にかんざし一式を贈った。 お座敷では「格さん」と呼ばれる、祇園のVIPの一人。「助さん」と一緒にお座敷に来る。歌舞伎役者・市川音羽丸の後援会会長。 「その勝負受けて立まひょ」では、千代菊の舞が下手だといって舞妓をやめてしまえというが、千代菊が特訓して再度舞を披露すると見習いとしては上出来だったのでびっくりして、千代菊を応援するといい出す。 一越(いちこし) 京都老舗の呉服屋の主人で、千代菊の店出しの際に着物を贈った。一越は屋号で苗字は水淵(みずぶち) 楡崎源一郎(にれさきげんいちろう) 楡崎慎一郎の父親。楡崎グループの創業者。総帥の地位を息子に譲るもなお幾つかの会社の社長である。祇園では「ロウさん」とか「楡崎の大旦那」とか呼ばれる。美希也とも道を尋ねたことがきっかけとなって顔見知りとなりやがて源一郎の友人扱いとなる。囲碁が趣味で東京から紫堂をまねいて囲碁の勉強会を何度か開き美希也も仲間にさそう。
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