医師免許取得後とは? わかりやすく解説

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医師免許取得後

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 14:53 UTC 版)

中村哲 (医師)」の記事における「医師免許取得後」の解説

国内病院勤務ののち、1984年日本キリスト教海外医療協力会(JOCS)から派遣されパキスタン北西辺境州州都ペシャワール赴任以来20年以上にわたってハンセン病中心とする医療活動従事する登山昆虫採集趣味で、1978年には7000m峰ティリチミール登山隊に帯同医師として参加した。 パキスタン・アフガニスタン地域長く活動してきたが、パキスタン国内では政府圧力活動継続困難になったとして、以後アフガニスタン現地拠点移して活動続け意思示している。 1996年医療功労賞受賞し03年にマグサイサイ賞受賞した2004年には皇居招かれ当時天皇であった明仁皇后美智子皇女紀宮清子内親王当時)へアフガニスタン現況報告行った同年第14回イーハトーブ受賞2008年には参議院外交防衛委員会で、参考人としてアフガニスタン情勢語っている。また、天皇陛下御在位20年記念式典」にも、天皇・皇后関心を持つ分野に縁のある代表者一人として紹介され出席している。 2010年があれば多く病気帰還難民問題解決できるとして、福岡県朝倉市山田堰モデルにして建設していた、クナール川(英語版)からガンベリー(英語版砂漠まで総延長25kmを超える用水路完成し、約10万人の農民暮らしていける基盤作る2013年第24回福岡アジア文化賞大賞第61回菊池寛賞受賞した2014年、『天、共に在りアフガニスタン三十年の闘い』で、第1回城山三郎賞第4回梅棹忠夫・山と探検文学賞受賞した2016年現地住民自分用水路作れるように、学校準備中住民要望によりモスクイスラム教の礼拝堂)やマドラサイスラム教教育施設)を建設旭日双光章受章2018年アフガニスタン国家勲章受章した2019年10月7日アフガニスタンでの長年活動認められ同国名誉市民授与された。

※この「医師免許取得後」の解説は、「中村哲 (医師)」の解説の一部です。
「医師免許取得後」を含む「中村哲 (医師)」の記事については、「中村哲 (医師)」の概要を参照ください。

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