イスラム教の礼拝
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/17 05:35 UTC 版)
詳細は「サラート」を参照 礼拝(サラーもしくはサラート)とは、カアバの方角へ向かってお祈りすることで、イスラム教の五行のひとつである。 礼拝の方法には一定の決まりがある。普段は家庭などで個人で行ってもいいが、イスラムの祝日である金曜日には、5回のうち、1回のお昼の礼拝は、モスクに集まってみんなで行うことが奨励される。 イスラム教では1日5回の礼拝を行う。各礼拝の大体の時間帯は、1回目は夜明け、2回目は夜明け以降、3回目は影が自分の身長と同じになるまで(お昼)、4回目は日没から日がなくなるまで、最後は夜となっている。礼拝が始まる時間はムアッジンと呼ばれる人によって告げられるが、これをアザーンという。昔はモスクの尖塔(ミナレット)に上りその上からアザーンが行われたが、現在はスピーカーが取り付けられている。
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