北陸電力設立と北陸配電解散とは? わかりやすく解説

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北陸電力設立と北陸配電解散

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 14:16 UTC 版)

北陸配電」の記事における「北陸電力設立と北陸配電解散」の解説

電気事業再編成令は、電力国家管理廃止し日本発送電・9配電会社の再編成によって発送配電一貫経営独立した電力会社新設することを目的とするポツダム政令である。再編成対象10社は過度経済力集中排除法とその関連法、さらにこの再編成に基づき再編されることとなった再編成公布受けて北陸配電では1951年昭和26年1月1日に「電力再編準備委員会」を社内設置し再編成に関する準備着手する2月8日には、日本発送電北陸支店協力下作成した企業再編計画書」を公益事業委員会提出3月31日には公益事業委員会から再編成についての決定指令下されたこうした準備経て1951年5月1日電気事業再編成実施に伴い日本発送電と9配電会社解散し発電送電配電事業一貫経営を担う新し電力会社9社が発足した北陸ブロックでは北陸電力株式会社これにあたる新会社北陸電力供給区域は、北陸配電供給区域富山・石川両県全域三方郡遠敷郡大飯郡以外の福井県岐阜県吉城郡坂下村)に岐阜県吉城郡神岡町(現・飛騨市)を加えた地域とされた。神岡町中部配電供給区域であったが、富山県接し社内送電連絡から孤立していたため再編成北陸電力区域編入されたものである北陸電力へと継承され設備は、各社業務設備日本発送電発電送電・変電設備北陸配電発電送電変電配電設備同社のみ保有する設備に相当)、中部配電発電配電設備であり、継承資産額は日本発送電10億830千円北陸配電19億8531万2千円中部配電2630千円合計29億8877万2千円であった。 また北陸電力資本金北陸配電資本金2億8000万円日本発送電からの継承9000万円加えた3億7000万円設定された。従業員北陸配電から4542人、中部配電から27人、日本発送電北陸支店から1327人をそれぞれ継承役員同社異動し北陸電力初代社長には北陸配電初代社長山田昌作、副社長には北陸配電社長西泰日本発送電総務理事山本善次が就いた北陸電力設立一方北陸配電同日付すなわち1951年5月1日付で解散した当日解散総会にて代表清算人に西泰就任する以後清算手続きが進められ同年8月1日時点での株主対し持株10額面50円)につき北陸電力株式1額面500円)と余剰金3円を交付することなどが定められた。2年後1953年昭和28年5月25日清算結了総会開催され北陸配電清算作業終了した

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