北陸関西間連系線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/13 08:11 UTC 版)
北陸電力送配電の越前変電所(福井県福井市)と、関西電力送配電の嶺南変電所(福井県三方郡美浜町)との間を、500 kV越前嶺南線が結ぶ。亘長約73 kmのうち一部が北陸電力送配電の所有である。北陸エリアの電力系統と関西エリアの電力系統とは、越前嶺南線を介し、常時、連系している。 関西電力送配電の275 kV新北陸幹線が富山県内から岐阜県を通って近畿地方に通じており、北陸地方と近畿地方との連系は、1964年(昭和39年)4月から、新北陸幹線の途中にある城端開閉所(富山県南砺市)で行われていた。1974年(昭和49年)8月、加賀嶺南線が275 kVで運用を開始した。加賀嶺南線は、1997年(平成9年)6月、500 kVに昇圧される際に、途中に越前開閉所(現、越前変電所)が設置されたことにより、その南半分が越前嶺南線となった。
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