北斗四兄弟とその関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/04 18:09 UTC 版)
「北斗の拳 イチゴ味」の記事における「北斗四兄弟とその関係者」の解説
ケンシロウ 声 - 小西克幸 原典での主人公。真面目に戦えば充分に強いが、かなり間が抜けており、サウザーのはったりなどに非常に騙されやすい。また、回を追うごとに口数が少なくなるとともに間の抜けた部分が悪化し、バットやリンの指示がないとまともに行動すらできない。困ったことがあると無言でバットの顔を見つめ、そのたびに「こっち見んな!!」と怒られる。 ファッションセンスには妙なところでこだわりを見せるときがあり、道で拾ったサングラスも気に入り、時々着用している。 ラオウ 声 - 松山鷹志 原典の作画そのままに体が大きいため、あらゆる場面で不便を強いられていた。そのため、黒王号をかわいがっている描写が見られる。また船に弱く、食事すらとれないほどの酷い船酔いに苦しむ。船酔いに効くとされるツボを押すなどして自らの態度を変えないようにしているため周囲には悟られていない様子だが、黒王号のみは何となく勘づいているらしい。 鋭利な形状をしたそのヘルメットに、百舌鳥の習性で虫を刺される。 怒りの沸点は低く、容易に挑発に乗せられる。なかでもとりわけヒューイの挑発に弱く、彼だけを執拗に攻撃する。サウザーを送りつけられたことに腹を立て、送り主であるシンのもとに拳王軍全軍を率いて報復に出る、逃げながら挑発をしてきたヒューイとアインに背後から北斗剛掌波を放つといった、大人げない行動を取る。 しかし、それ以外の部分では気が長い面があり、自分と相対していた人物が他人と関係ない話を始めて盛り上がり放置されても、そのまま待っていることが多い。 成り行きで「修羅の国」に単身渡ることになり、実兄のカイオウ打倒を企む。 トキ 声 - 諏訪部順一 原典と同じく病人で、都合が悪くなると病を理由に咳き込む。サウザーの身体の秘密は彼のこむら返りを治療した際にサウザーの口から知ったことになっている。 自身の偽者であるアミバになつかれるが仲は良好。トキ自身もアミバを信頼し、自らが死を迎えたあとの後継者とすべく修行を施しているが、原作と違って今の所は死亡する様子は無い。 ジャギ 通称「ヘルメット助教授」。原典同様にケンシロウを恨んでいるが、周りを恨む不毛な人生に嫌気が差し、善人になろうと努力している。だが、いかついヘルメット姿に加え悪名が知れ渡っていることもあり、なかなかうまく行かずにすねる。胸の傷からシンにケンシロウと勘違いされた際は、「この話は聞かなかったことにする」とあらぬ秘密を知ってしまったことを謝った。 ジャケットの下には胸の傷を隠すために、ひよこの絵と「Justice」のロゴが入ったTシャツを着ている。部下からの信頼は厚いが、ヘルメットの下の素顔はジャギと認識されない。 リュウケン 原典と同様、北斗神拳第63代伝承者にして北斗四兄弟の師。本作でもすでに故人であるため、おもに回想(過去)で登場する。伝承者候補に「ないな」と思わざるを得ない人物ばかりを集めた。メープルシロップが好物で、何かと持ち歩き舐めている。 ケンシロウの個性付け、および相手の動揺を誘うために悪態を言わせる訓練の最中にしつこく「ハゲ」となじられたため、北斗史上初の一日に奥義「七星点心」を二回使った男となり、ケンシロウは史上初の日に二回七星点心を受けた男となる。 なお、サウザーが軍資金稼ぎのために開設した「コアランド」で飼育されているコアラを見に来たケンシロウは、それを見るや「リュウケン」と勝手に命名し、その後いつの間にか自身のペットとして持ち去った。
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