初代 S140型(1991年 - 1995年)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/12 03:43 UTC 版)
「トヨタ・クラウンマジェスタ」の記事における「初代 S140型(1991年 - 1995年)」の解説
9代目クラウンと同時に登場。前記の通り、1989年にデビューしたセルシオ(レクサス・LS)との間に位置する車種として投入された。エンジンはクラウンの直列6気筒3.0Lとセルシオに搭載されているV型8気筒4.0Lの2種類。また当時、セルシオにも非採用のエレクトロマルチビジョンが採用されている。なおアリスト(JZS147型)とは兄弟車種であり、シャシーを共有していた。 全体的に丸みを帯びたフォルムを持つ。特に、横長のリアコンビネーションランプはリアエンド一杯に広げられ、ワイド感が強調されている。そしてハイマウントストップランプには、当時販売されていた、クラウン、セルシオ、マークIIに採用されていたLEDハイマウントストップランプが使用されている。このハイマウントストップランプは横長で照射範囲は広いが、経年劣化で低照度化してしまうため、後世代では白熱バルブ式のハイマウントストップランプに変更された。 クラウン36年の歴史で初となるフルモノコックボディを採用。ピラードハードトップのかたちをとっていた。空気抵抗は、CD=0.31。 グレードは上位から「Cタイプ」「Bタイプ」「Aタイプ」の3種。Cタイプが4.0L、BタイプとAタイプが3.0L。Cタイプはリアに「V8」のエンブレムが付く。 1991年10月28日 - 発売。 1992年10月 - 4WDのCタイプi-Fourを追加。同時に4.0Cタイプと3.0Aタイプに装備を簡略化して、断熱グリーンガラスを採用したタイプSシリーズを追加。 1993年8月 - マイナーチェンジ。 フロントグリル、リアコンビネーションランプの意匠変更。クロムメッキドアハンドルの採用。助手席エアバッグ(オプション)の設定。 1994年8月- 一部改良。Cタイプと同じシートトリムのオールウールジャカードモケットを全車に標準装備。またアルミホイールのセンターオーナメントのデザインを変更した。 1995年7月 - 生産終了[出典無効]。在庫対応分のみの販売となる。 1995年8月 - 2代目と入れ替わる形で販売終了。 前期型 リア
※この「初代 S140型(1991年 - 1995年)」の解説は、「トヨタ・クラウンマジェスタ」の解説の一部です。
「初代 S140型(1991年 - 1995年)」を含む「トヨタ・クラウンマジェスタ」の記事については、「トヨタ・クラウンマジェスタ」の概要を参照ください。
- 初代 S140型のページへのリンク