ラグレイト/2代目オデッセイ RL1型(1999 - 2005年)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/01 20:10 UTC 版)
「ホンダ・ラグレイト」の記事における「ラグレイト/2代目オデッセイ RL1型(1999 - 2005年)」の解説
ホンダ・カナダで北米市場向けに生産され、現地ではオデッセイの名前で市販されているものを、クリエイティブ・ムーバーのフラッグシップとして日本に輸入・販売したものである。 初代オデッセイは北米にも輸出されたが、現地では「サイズが小さい」、「エンジンが非力」という評価を受け、日本国内ほどのヒットにはならなかった。そのため、2代目オデッセイからは北米向けモデルを現地生産とし、日本国内向けのオデッセイに比べ、ボディとエンジンの排気量が拡大された。 北米市場のミニバンとしてはミドルサイズではあるが、日本国内では大柄の部類に入る。このため、アメリカでは初代とは異なり大成功を収めたが、日本では全長5mを超える大きさや自動車重量税が災いし、売れ行きは低迷した。なお、一部では当時日系メーカーで国内向け唯一のフルサイズミニバンとして、大柄な車体を生かしたスタイリングや、ゆったりとした室内空間に魅せられこの車を何台も乗り継ぐ固定ファンが存在する。日系メーカーが国内で販売した全長が5mを超えるミニバンは、2020年にトヨタがトヨタ・グランエースを発売するまで存在していなかった。 エンジンはJ35A型、駆動形式はFFのみであった。 なお両側電動スライドドアの採用は世界初である。 1998年北米国際オートショーに「MV-99」の名前で出展。 1999年6月3日に日本で発売。形式はGH-RL1。クリオ店で販売された。(100型) 2000年モデルで型式がLA-RL1に変更される。(120型) 2001年11月21日にマイナーチェンジが行われた。トランスミッションが4速ATから5速ATに、エンジン出力も205PSから240PSへ、ヘッドランプのHID化、リアブレーキがディスクブレーキへ改良される。その他フロントグリルやアルミホイールのデザイン変更、サイドエアバッグが追加、後席用ディスプレイの追加(エクスクルーシヴのみ)、カラーラインナップ等、変更点は多岐にわたる。このマイナーチェンジ以降も生産はカナダ工場で生産される。(130型) 2003年4月10日にマイナーチェンジが行われ、イモビライザー追加。エンジンキーの形状等変更。5速AT小改良。(140型) 2004年4月 生産終了。 2005年12月販売終了。(150型) 北米仕様 前期型 北米仕様 後期型
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