全域 - 木とは? わかりやすく解説

全域木

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/10 01:42 UTC 版)

4×4のグリッドグラフにおける全域木の一例
8x8 グリッド グラフ上の 3 つの例

グラフ理論において、グラフ全域木(ぜんいきぎ、: Spanning tree)、極大木(きょくだいき)、スパニング木スパニングツリーとは、全域部分グラフ(そのグラフの全頂点を含む部分グラフ)のうち、木(連結閉路を持たないグラフ)であるものをいう。全域木は連結グラフに必ず存在し、連結でないグラフには存在しない。

最小全域木

各辺に重み(コスト)がある場合、最小の総和コストで構成される全域木を最小全域木という。


全域木

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/10 17:55 UTC 版)

クラスカル法」の記事における「全域木」の解説

重み付き連結グラフ P {\displaystyle P} があり、クラスカル法生成した P {\displaystyle P} の部分グラフを Y {\displaystyle Y} とする。常に異な2つの木を連結する辺を加えているので、 Y {\displaystyle Y} には閉路がない。また、 Y {\displaystyle Y} の2つ部分連結する辺を全て選んでいるので、全頂点連結されている。したがって Y {\displaystyle Y} は P {\displaystyle P} の全域木である。

※この「全域木」の解説は、「クラスカル法」の解説の一部です。
「全域木」を含む「クラスカル法」の記事については、「クラスカル法」の概要を参照ください。

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