全多摩連合
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/06 09:47 UTC 版)
松崎鋭基(まつざき えいき) 多摩地区の暴走族を束ね、「全多摩連合」を結成し、初代総頭に就く。対立する二十三区連合の総頭に親友の芦原が就いたことを知り、OBから二十三区と戦えと言う命令に拒否するが、仲間が殺されると芦原と決闘する決心がつく。だが芦原の子分に刺され、抗争を終結させるべく、バイクで壁に特攻し爆死する。その時のナイフは溶かされ、信楽の手によって「友情の証」としてのペンダントに作り替えられる。その際にペンダントに着ける刻印を「LEGACY・E」(『麗牙死(レガシー、LEGACY)』と『鋭基(えいき・E)』の意味)とするはずが、手違いで「LEGEND・E」とされてしまい、後にペンダントに本来の意味と違う「伝説の男の証」の名称が付けられてしまい、更に「最強の男の証」という本来の意味からかけ離れた称号が付けられてしまった。本作ではこのペンダントが、物語全体にかかわる最重要アイテムとして扱われている。 芦原洋一(あしはら よういち) 鋭基の死後更生し、暴走族専門雑誌「キラーロード」のライターを務める。ちなみに助手は元黒叉悪隊総長の鮫島仁。 二階堂嶺也(にかいどう れいや) 家出して倒れていたところを鋭基と芦原に救われ、鋭基、信楽、征一と4人で暮らす。鋭基の死後、当時全多摩連合傘下の麗牙死に入り、その時に小鳥遊から「友情の証のペンダント」を譲り受けて三代目所持者となったが、本来の意味を捻じ曲げて「伝説の男の証」、果ては「最強の男の証」の意味をペンダントに植え付けてしまった張本人。のちに初代紅連総長となるが、「最強の男の証」の後継者に桃生河を選んだことで徳丸に恨まれ、殺される。 二階堂華里(にかいどう かり) 鋭基の妹。流音にとっては憧れの存在。兄の死後麗牙死に入り、親衛隊長になる。名前が青酸カリに似ていたことから「毒姫」と呼ばれる。嶺也と結ばれ、輝也を身ごもるが、夫が徳丸に殺されると知ると、徳丸を刺し殺し少年院に入れられる。出所後に輝也を女手ひとつで育て、後に征一と再婚し、次男を産み、兄と同じ名前の鋭基とつける。 小鳥遊征一(たかなし せいいち) 麗牙死の元メンバー。「友情の証のペンダント」の二代目所持者。引退後は妹のルミと共に「ミントタイム」を経営する。しばらく独身だったが出所した華里と結婚する。 信楽修二(しがらき しゅうじ) 麗牙死の元メンバー。「友情の証のペンダント」の初代所持者。引退後は暴力団「鳳凰会」入りし、30歳の若さで若頭補佐となる。流音が高校を卒業すると結婚し、カタギとなり実家の石屋を手伝う。 佐倉弾(さくら だん) 初代紅連副長で、麗牙死副長(のち総長)でもあった。悲劇的結末となった初代紅連の二の舞にならぬよう、室橋に麗牙死が二代目紅連とは関わらぬように告げ、引退する。 徳丸幸二(とくまる こうじ) 初代紅連行動隊長で、元帥総長。南雲克則の兄。「伝説の男の証」を狙っていたが、嶺也がそれを桃生河に譲ったことに激怒し、嶺也を殺害する。更に桃生河から強奪しようとしたが、逆に滅多打ちにされ、ボロボロの状態で帰ろうとしたところを華里に刺殺される。
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