光優会OBの動向
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/12/04 08:55 UTC 版)
一般職員・患者職員だけでも、約16年間で1,000人以上が光優会OBとなっている。タダで仕事を手伝わされていた人や患者専門の人まで含めると、光優会OBの人数は測り知れない。ペーパー株式会社の代表取締役(無限責任社員)になっていた人や、土地を抵当に入れて手放すに至った人もおり、光優会OBの出身領域の広さもまた測り知れない。そんな光優会OBたちの動向は、さまざまである。 光優会では、常日頃から光優会OBに対する暴言や暴力行為が絶えなかった。中には仕事中に鼻の骨を折るまで殴られ続け命からがら光優会から逃げ延びた光優会OBもいる。その時、元従業員らが警察に通報したが松山氏は、逮捕されなかった。 光優会が給料等を支払えないときは、松山光晴氏から経理担当者と結託し給料を不正に受けとったと言いがかりをつけられ逆に多額の過払い金の返還を求められたりした光優会OBも多数いる。 松山光晴を民事訴訟して勝った光優会OBもいれば、光優会を忘れて暮らすOBもいる。心だけでなく体も壊してしまい、声を上げられない光優会OBもいる。数多くある行われた光優会と元従業員等との代表的な裁判は看護師らによる未払賃金等請求と反訴損害賠償請求 医療法人光優会事件 (奈良地裁平25.10.17 判決)である。 平成26年10月24日、松山光晴の逮捕に伴い光優会グループは事実上消滅した。光優会に関わった者で何か活動を再開しようとする者もいるが、協働するための団体等があるわけでなく、活動方針もバラバラな彼らはもはや烏合の衆に過ぎず、何らかの事業を営むのはほぼ不可能である。それ以前に「光優会」の名称はマイナス・イメージがあまりに強すぎて、被害者の会や簡単な同窓会以外の対外活動は不可能という意見もある。 ちなみに2013年10月22日現在、クリニックやすらぎ院長と一般社団法人光優会理事長を辞任し現在は逮捕者の松山光晴も、広義の「光優会OB」の一員である。 現在でも、松山を尊敬し、素晴らしい医師と仰ぐ、患者職員や患者も多い。まるで新興宗教の教祖を崇めるようだと複数の橿原市医師会所属の医師が発言していた。医師会も悪質な実態をわかっていたものの食い止める手段がなかったとしている。彼らの心のケアとマインドコントロールの解除が急務であろう。 松山光晴の独裁経営で、たとえば違法な業務の遂行を断ったり「高額療養費」等を松山氏に納めない等、松山氏の意にそぐわないことをすれば給料を支払ってもらえないまま光優会から追放されるだけでなく、損害賠償請求の民事訴訟を起こされたり刑事告訴の対象にされる場合もあるので、光優会OB誰一人として松山氏には逆らえなかった。一方で、松山光晴被告と対等の共犯関係を築き、患者職員にすらならず何らかの利益供与を受け続け、光優会壊滅後も司直の追及を逃れている光優会OBは決して少なくない。 ※実名報道されていない光優会OBの人名は挙げていない。
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