光像式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/12 23:05 UTC 版)
ハーフミラーなどを用い、(無限)遠方に照準用の光像を投影する。光像には十字線、円環、円状に並んだ光点などが用いられる。戦間期に開発・実用化され、従来の眼鏡式(テレスコピックサイト)に代わり軍用機の固定航空機関銃砲の照準器に使用され始めた。また、第二次大戦後期には自機の機動に合わせて光像が動くジャイロ式が開発・使用され、戦後にはレーダーと連動するものが実用化されている。 後にベトナム戦争の時期から1970年代以降にはより多くの飛行、攻撃用の情報を映し出すヘッドアップディスプレイ(HUD)が開発され、以後主流となった。
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