倶会一処とは? わかりやすく解説

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くえ‐いっしょ〔クヱ‐〕【×倶会一処】

読み方:くえいっしょ

仏語念仏者は等しく西方浄土往生し一つところ相会うこと。阿弥陀経に「諸上善人倶会一処」とあるところから出た語。


倶会一処

読み方:クエイッショ(kueissho)

ともに一か所に会すること


倶会一処

読み方:クエイッショ(kueissho)

(1)多く人々一処会同すること。
(2)往生して浄土人々一処会同すること。


くえいっしょ 【倶会一処】


倶会一処

作者伊藤武

収載図書初期文芸名作ハンセン病咲いた戦後編
出版社皓星社
刊行年月2002.8
シリーズ名ハンセン病叢書


倶会一処

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/08/22 05:02 UTC 版)

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倶会一処(くえいっしょ)とは、浄土教往生利益の一つ。阿弥陀仏極楽浄土に往生したものは、浄土の菩薩たちと一処で出会うことができる、という意味である。

阿弥陀経』に、

「舎利弗。衆生聞者。応当発願。願生彼国。所以者何。得与如是。諸上善人。倶会一処。舎利弗。不可以少善根。福徳因縁。得生彼国。」
「舎利弗、衆生聞かんもの、まさに発願してかの国に生ぜんと願ふべし。ゆゑはいかん。かくのごときの諸上善人とともに一処に会することを得ればなり。舎利弗、少善根福徳の因縁をもつてかの国に生ずることを得べからず。」(『浄土真宗聖典註釈版 』124ページ)

とあるところから引かれた言葉。

浄土真宗では、念仏の信仰に生きる人は、この世の命が終わるとただちに浄土に生れるとし、そこで墓碑に「倶会一処」と刻むことがある。それは、先に浄土に往生している先祖たちと、共に同じ浄土に生まれたいと思う心持ちを表したものであるし、また同じ浄土へ往生させていただくことを喜ぶ姿でもある。





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