個々の才能と呪いの詳細
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/13 00:43 UTC 版)
「るいは智を呼ぶ」の記事における「個々の才能と呪いの詳細」の解説
以下のことは、ストーリー中で示されるもので必ずしも厳密ではない。 順序は呪いと才能が明確に明かされる順。 るい 才能は身体能力の向上で、シンプルに腕力や走る速さが増す能力。 ただし代償としてエネルギーを大量に消費し、それゆえ毎日が腹ペコである。 呪いは人と約束をしてはならないか未来の約束をしてはならない。作中では「未明の制約」とも表現されている。 そのため未来の約束を交わせず、今その日だけに集中する。 花鶏 才能は高速の思考力で、周囲の動きをスローで知覚することが可能になる。一種の集中力だが、その結果、疲れでよく眠くなる。 呪いは他者に助けを求めてはならない。 こより 才能は運動の再現で一度見て記憶した他者の動きを完璧に再現する。声帯模写もできる(似たような声に限る)。 あくまでも再現であるため、こより自身のスペック以上の動きの再現には体が付いていかない。智は「運動の再現能力」と呼んでいる。 呪いは初めて通る扉を開けてはならない。作中では「檻の呪い」と表現されている。一人ではどこへも行けず人についていくことになる。 伊代 才能は道具を使いこなす力。初見でも触れた瞬間に使いこなすことが可能。 ただし熟練度や力は別。智は「歩く操作マニュアル」「道具の最適化運用」と呼んでいる。 呪いは固有名詞を呼んではならない。当然、学校でも相手の名を呼んだことはなく、周囲と溶け合えない。 茜子 才能は人の心を読むことで、読めるのは主に感情の機微で、本当か嘘か程度の大まかにしか判別できない。 また普段から嘘をつき慣れている人物や、感情の動きが小さい人物の心は読みにくい。 呪いは人に直接触れてはならない。人との距離を常に取る。人の感触の記憶がなく、あこがれるセリフを洩らすことがある。 央輝 才能は目を合わせた人間の感情を増幅すること。 主に相手を威圧して怯ませたところに、感情を増幅し恐怖で身動きを取れなくするといった使い方をする。 呪いは日光を浴びてはならない。 惠 才能は命の上乗せ。殺した相手の命を奪い自分の命のストックを増やせ、重傷を負っても短時間で回復する。 代々夭折の家系に生まれた惠が生き長らえているのはこの力のため。持病のため、こっそり罪人を裁いている。 呪いは自分に関する真実を話してはならない。 智・真耶 終盤に未来予知であることが明かされるが、さらに進むと実は自身がこうありたいと願った結果を引き寄せて具現化させる力だったことが明らかになる。智自身には勘が冴える程度に認識され、夢を通して具体的に未来の映像を見たりもしていた。 呪いは智・真耶共に、他人に自分の性別を知られてはならない。 ひとつの呪いを智と真耶の姉弟で共有しており、当初は智が呪いを真耶が才能を受け持っていたが、真耶の任意で一方または両方を受け渡すことが出来るようになった。つまり、呪いを真耶に渡している間であれば、智の性別がバレても呪いが発動することはない。
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