信越急行全廃後
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 07:25 UTC 版)
「妙高」189系置換えで信越急行への充当が終了した1986年11月1日改正では、それまで長野に配置されていたクモハ169形+モハ168形+クハ169形x3本と松本運転所所属のクモハ169形+モハ168形+クハ169形にサハ165-5・8 - 11を組込んだ「かもしか」充当用4両編成x5本の車両交換を実施し編成番号N31 - N35を付番。引き続き長野残留で編成番号N41 - N44を付番された3両編成x4本はローカル列車に充当された。 松本からの転入車に合わせて長野残留車はそれまで長野方クハ169形に装着されていた貫通幌をクモハ169形への移設を実施した。 長野運転所配置169系3両編成一覧(1985年3月14日ダイヤ改正以降) ← 上野 長野・直江津 → 編成番号クモハ169モハ168クハ169松本運転所転出N21 2 15 1986.11.01 N23 11 17 N27 27 18 N22→N41 8 12 1988.03.13 N24→N42 15 23 N25→N43 17 7 N26→N44 24 22 1988年3月13日ダイヤ改正でN41 - N44編成が充当されていた長野地区ローカル運用が終了となり、この12両は松本運転所へ転出した。 このためクモハ169形+モハ168形+クハ169形は、廃車となったクモハ169-9・モハ168-5を除き一度は必ず松本への転出が実施された。モハ168形は5を除き全車が中央東線狭小トンネル対策としてPS23A形パンタグラフへ交換が施工されたほか、その後は長野再転入・松本で廃車・三鷹もしくは幕張電車区に転出した車両などに分かれた。 「かもしか」は「みすず」に格下げ。4両編成x5本は引き続き「みすず」のほか間合いで信越本線ローカル列車や波動運用にも充当された。 このほか1990年・1991年には夏期多客対応ならびに115系1000番台冷房化改造による車両不足補完の観点から、長野運転所115系3両運用定期1往復を新前橋電車区165系3両編成x2本を借受て充当した実績がある。 なお以後の経緯は#辰野口(長野県内優等列車)を参照のこと。
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