信越本線からの迂回運転
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 16:53 UTC 版)
両端の柏崎駅・新潟駅で信越本線と接続しているため、信越本線が事故や災害などで不通になった際の迂回ルートとしても越後線の柏崎駅 - 新潟駅間が活用されたことがあり、特急列車などが越後線経由で迂回運行されたり、代替の臨時列車が運行されたりした。例として、信越本線が柏崎市内の脱線事故で不通になった際に寝台特急「日本海」が越後線に迂回したケースがある。2004年(平成16年)の新潟県中越地震の際には上越新幹線(越後湯沢駅以北)や上越線(水上駅以北)、信越本線(柏崎駅以北)などが運行不能となったため、長野駅 - 新潟駅間の臨時快速列車が越後線経由で運行された。 しかし、近年は列車運行管理システムプログラムの都合上や前述した一部区間の簡易電化方式のため、信越本線と比較して高速での電車運行に支障が出るなどの理由で迂回運行はほとんど行なわれていない。
※この「信越本線からの迂回運転」の解説は、「越後線」の解説の一部です。
「信越本線からの迂回運転」を含む「越後線」の記事については、「越後線」の概要を参照ください。
- 信越本線からの迂回運転のページへのリンク