信徒の役割とは? わかりやすく解説

信徒の役割

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 02:39 UTC 版)

カトリック教会」の記事における「信徒の役割」の解説

神は全てのキリスト者に対して聖性に向かうようにとお呼びかけになった聖性とは何にもまして神を愛し、神ゆえに人々愛し人々仕えることである。聖パウロは、エフェソ初代キリスト者鍛冶屋店主家事従業員料理人労働者からなる人々など)に、神は「天地創造の前から、私たち愛されご自分の前で聖なる者汚れのない者にしようと」(エフェソ1,4)、キリストにおいて私たちをお選びになった保証している。第二バチカン公会議で、「どのような身分地位にあっても、全てのキリスト者キリスト教的生活の完成と完全な愛に至るように召されている」(バチカン公会議、『教会憲章40)と述べられた。 この聖性への普遍的な召し出し一部として、キリスト者誰でも人々仕え人々キリスト近づけるために呼ばれている。 いわゆる霊的」な仕事従事している人たちばかりでなく、あらゆる真っ当な世の中仕事活動従事している人たちが、キリスト教えを自らの模範言葉広げていくように呼ばれているのです。神はすべてのキリスト者が「教会使命証人生きる道具となるよう」(『教会憲章33招いておられるのである。 「全ての信者は神の救い計画がどんな時代にも、あらゆる国々あらゆる人々にまで届くよう働くべき」(『教会憲章33)であることを、全てのカトリック信者は知るべきである。「自分毎日活動を、神との一致機会御旨到達機会人々への奉仕機会キリストにおける神との交わり人々を導く機会見なすよう」(『信徒召命使命17)、神は信徒ある男女をお呼びになっている現代聖人たちは信徒信仰生活や使命に関して次のように語っている:「あなたがキリスト尋ねキリスト出会いキリスト愛するように」(聖ホセマリア・エスクリバー『道』382)。同様、 教皇ヨハネ・パウロ二世によると、「信徒聖性への召し出し気づき何よりも拒むことのできない義務としてそれを生きなければならない(『信徒召命使命17)。

※この「信徒の役割」の解説は、「カトリック教会」の解説の一部です。
「信徒の役割」を含む「カトリック教会」の記事については、「カトリック教会」の概要を参照ください。

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