使用と言及の区別とは? わかりやすく解説

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使用と言及の区別

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/04 06:12 UTC 版)

使用と言及の区別(しようとげんきゅうのくべつ、英語: use–mention distinction)とは、主に英語圏言語哲学言語学の用語で、語句使用use)すること、すなわち語句を普通に使うことと、語句に言及mention)すること、すなわち語句そのものについて語ること、の区別を指す。つまり例えば、


  1. ^ a b c Cappelen, Herman; Lepore, Ernest; McKeever, Matthew (2023), “Quotation”, in Zalta, Edward N.; Nodelman, Uri, スタンフォード哲学百科事典 (Summer 2023 ed.), Metaphysics Research Lab, Stanford University, https://plato.stanford.edu/archives/sum2023/entries/quotation/ 2023年7月22日閲覧。 
  2. ^ a b c 北村一真『英文解体新書 構造と論理を読み解く英文解釈』研究社、2019年。ISBN 978-4327452926 「6-5 useとmentionの違い」
  3. ^ Simons, Peter (2020), “Stanisław Leśniewski”, in Zalta, Edward N., スタンフォード哲学百科事典 (Fall 2020 ed.), Metaphysics Research Lab, Stanford University, https://plato.stanford.edu/archives/fall2020/entries/lesniewski/ 2023年7月22日閲覧。 
  4. ^ 丹治信春『クワイン ホーリズムの哲学』平凡社〈平凡社ライブラリー〉(講談社〈現代思想の冒険者たち〉の増補版)、2009年(原著1997年)、20-25頁。 
  5. ^ a b 木村大治『括弧の意味論』NTT出版、2011年。ISBN 978-4757142657 115頁。
  6. ^ ジャック・デリダ有限責任会社英語版高橋哲哉; 増田一夫; 宮崎裕助訳、法政大学出版局〈叢書・ウニベルシタス〉、2002年、ISBN 9784588007521。74f頁。
  7. ^ Lyons, J. Semantics 1,2. Cambridge University Press, 1977


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