作成時のルール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/24 06:20 UTC 版)
「クロスワードパズル」の記事における「作成時のルール」の解説
制作や解答において、例外が許されないほどの厳格なルールは無いが、慣例がいくつかある。 マスに入る言葉は一般に知られているような名詞でなければならない。また、単語の一部だけを使用してはいけない(専門雑誌の場合その読者層における「一般」であればよい)。単語の一部が別の単語として成立する場合はその限りではなく、「ク○○ワード」のようなカギのみで構成された問題が出題されることもある。 日本では基本的にカタカナを用いるため、決まりがある。「ッ」や「ョ」などの促音、拗音は大文字の「ツ」や「ヨ」として見なされる(ただし、これらを別の文字として使い分ける厳格な作者もいる)。また拗音は二文字で数えられる。たとえば「ショック」の場合、「シヨツク」となる。 濁音や半濁音は一文字として数えられる。 「ー」の長音はいずれかの向きに書けばよい。 1つのパズル内に同じ単語が複数あってはならない(同音異義語を含む)。 黒マスによって白マスの領域が2つ以上に分断されてはならない。 黒マスは縦または横に連続しないほうが好ましい。例外として、白マスが常に2つの単語によって交差させるようにするために外周の線から2つ垂直に連続して黒マスを配置する事がある。文字の種類が少ない英語圏では一般的である(世界のクロスワードの節も参照)。 特に英語など文字数の少ない言語の場合、黒マスの配置を対称形にすることが好ましい。 2文字の単語は両方を他の単語に絡ませることが好ましい(二重解防止のため)。 上のルールのうち、黒マスの配置に関するルールを黒マスルールという。このルールは、ナンバークロスワードパズルなどのクロスワードに類似した他のパズルの黒マスの配置においても適用されるが、必ずしも決まったものではない。 なお、カギの配置については横に振る方式と縦に振る方式がある。ヒントもそれに応じて前者はタテ、ヨコの順に、後者はヨコ、タテの順に並べてある。後者については、盤面を横に拡大させた場合に数えやすく、適している。
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作成時のルール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/11/07 13:24 UTC 版)
「ナンバークロスワードパズル」の記事における「作成時のルール」の解説
ナンクロの作成にはいくつかのルールがある。これらの多くはクロスワードパズルと共通している。 入る単語は名詞に限られる。 同じ単語を二箇所以上入れてはいけない。 黒マスの配置は黒マスルールの慣例に従う。 文字と数字は1対1で対応する。黒マスにも数字が対応している形式の場合、黒マスに複数の数字が対応する場合もある(この場合、出題時にはそのことを明記する)。 登場する文字は2回以上使用する。漢字ナンクロの場合、全ての文字を2回以上使用するのは困難なため、1回しか使用しない漢字をあらかじめ盤面に配置して最初の手がかりとすることが多い。 アメリカなどでは、 アルファベット26字を全て使用する。 という条件があることもある。
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