仮面ライダーブラッド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 04:32 UTC 版)
「劇場版 仮面ライダービルド Be The One」の記事における「仮面ライダーブラッド」の解説
伊能賢剛が変身する仮面ライダー。全身にドラゴンとコブラの意匠を持つ。カラーリングは臙脂・黒・金を基調としており、背部には飛行能力を持つBDベクターマントを纏っている。 変身の際には、ハザードトリガーをビルドドライバーにオーバーフロー状態で装着した後、コブラロストフルボトルを装填したグレートクローズドラゴンをビルドドライバーに装填し、レバーを回すとスナップライドビルダーが展開、パイプが2体のロストスマッシュと龍我を取り込むことで変身する。 変身音声は「オーバーフロー!Wake up CROSS-Z! Get GREAT DRAGON!ブラブラブラブラブラァ!ヤベーイ!」。 変身時にロストスマッシュと融合することによってジーニアスフォームとなったビルドを凌駕する凄まじい戦闘力を誇り、徹底的にジーニアスを痛めつけた後、地球の核を滅ぼそうとした。 BDベクターマントによる空中飛行能力の他、胸のブラッディチェストアーマーの内部中枢に組み込まれた特殊変換炉によってコブラロストフルボトルの成分を変換することで生成したコブラ型巨大発光エネルギー体猛光巨蛇ゼノベイドスネーカーを操る能力も備えている。 また人間でも変身可能だが、闘争本能を刺激するハザードトリガーの強化剤によって精神に過大な負荷がかかるとされている。 ブラッド族3人がそれぞれ仮面ライダーに変身することも検討されたが、時間や予算などの都合から3人と龍我が融合するという設定となった。 デザインはコブラとドラゴンをモチーフに、品のある悪役や王族・貴族服のイメージでまとめられ、エボルとの差別化として赤を減らして金と黒が配色され、マントの裏面や複眼にターコイズに似た色を配色している。 撮影用スーツは、アップ・アクション兼用の1着のみで、胸部プロテクターのコブラの意匠・マント・ブーツのみ新規に造形された。マスクはビルドハザードフォームのものを、胸部プロテクターはエボルのものを、ベーススーツはビルドのアクション用のものを、腕や足のパーツは既存のベストマッチフォームのものをそれぞれ改造している。 ツール いずれも、別の人物が所持していたものを提供・強奪した物を使用している。ビルドドライバー、グレートクローズドラゴン 龍我がグレートクローズに変身する際に用いる変身ベルトとドラゴン型自律行動ユニット。 元々は龍我が使用していたもので、洗脳された龍我が伊能に提供した。 ハザードトリガー ビルドドライバー用の機能拡張デバイスで、洗脳された龍我が戦兎から強奪したもの。劇中では起動スイッチを2回押したオーバーフローモードの状態で使用した。 必殺技 ハザードフィニッシュ・グレートドラゴニックフィニッシュ 劇中未使用だが、スマートフォン用アプリゲーム『仮面ライダー バトルラッシュ』で使用。ビルドドライバーのレバーを再度回すことで、「ガタガタゴットン!ズッタンズタン!Ready Go!」の音声と共に発動。右腕に黒と赤の混ざったエネルギーを漲らせ、その状態から相手に目掛けてパンチを繰り出す。
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