人文科学・哲学とは? わかりやすく解説

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人文科学・哲学

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 06:00 UTC 版)

クオリア」の記事における「人文科学・哲学」の解説

柴田正良美濃正、服部裕幸、月本洋、伊藤春樹前野隆司三浦俊彦柏端達也篠原成彦 著、長滝祥司(編) 編 『感情クオリアの謎』昭和堂2008年ISBN 978-4812208083。 (感情およびクオリアについての、日本人哲学者および科学者らによる論文集最後に対談付けられている。各論文は独立しており、議論されている内容は様々である。) チャーマーズ, デイビッド意識する心-脳と精神根本理論求めて』、林一(訳)白揚社、2001年ISBN 4-8269-0106-2。 (翻訳元は The Conscious Mind: In Search of a Fundamental Theory. Oxford University Press. 1996. ハードカバー版ISBN 0-19-511789-1、文庫本版:ISBN 0-19-510553-2。意識のハードプロブレムについて論じた一冊。この本の要旨は以下の三点1.に関する知見現在の物理学枠内深めていっても、クオリアについての説明出てこない(この論証哲学的ゾンビ使われる)。2. ゆえに現在の物理学拡張されなければならない。3. この拡張は、物理態とクオリアの間をつなぐ共通項として「情報」を基礎置いていくようなものになるはずである。当書は現代科学分析哲学についての一定の知識前提とした上で、細かい論点についての議論長々と続く大部著作であり、初学者読みきるのはおそらくあまり楽なものではない。) ブラックモア, スーザン 『「意識」を語る』、山形浩生(訳)、守岡(訳)NTT出版2009年ISBN 4757160178。 (翻訳元Conversations on Consciousness. Oxford University Press. 2007. ハードカバー版ISBN 0195179595。意識に関する二つ大きな国際会議ツーソン会議ASSC会場で、様々な分野研究者20人にインタビューした記録をまとめた本。クオリアゾンビハードプロブレム自由意志について、それぞれの研究者に「あなたはどう思いますか」という形で質問をぶつける構成ブラックモア現代意識研究に関する知識が豊富で、それぞれの相手対しかなり突っ込んだインタビュー行っている。クオリア問題関し、現在いかに人々の間で意見割れているか、それを知るうえで有用な一冊。) ブラックモア, スーザン意識』、筒井晴香(訳)、信原幸弘(訳)、西堤優(訳)岩波書店〈〈1冊でわかる〉シリーズ〉、2010年ISBN 978-4000269018。 (オックスフォード大学出版局Very Short Introductions シリーズ邦訳翻訳元Consciousness: A Very Short Introduction. Oxford University Press. 2005. ISBN 9780192805850。 ハードプロブレム解説から始まり現代意識研究に関する哲学的な議論および科学的な研究手短にまとめている。イラスト写真挟まれそれほど前提知識を必要としない教科書的な構成となっている。当書は簡潔な構成だが、ブラックモアによる意識解説書としてより詳細なものに Consciousness: An Introduction. Oxford University Press. 2011. ISBN 978-0199739097。 がある。ただしこちらは2011年6月時点で未邦訳である。) 三村, 尚彦「身体による「一人称パースペクティブ」の拡張 ― 「二人称科学としての現象学 ―」『トランスパーソナル心理学精神医学第13巻第1号日本トランスパーソナル心理学精神医学会、2013年24-33頁、 doi:10.32218/transpersonal.13.1_24。

※この「人文科学・哲学」の解説は、「クオリア」の解説の一部です。
「人文科学・哲学」を含む「クオリア」の記事については、「クオリア」の概要を参照ください。

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