事故の事例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 11:18 UTC 版)
以下の各事例は、新幹線の安全を脅かす事故例と考えられ、重大視されてきた。 1973年(昭和48年):東海道新幹線大阪運転所脱線事故 1974年(昭和49年):東京運転所(品川基地)分岐線と新大阪駅構内で相次いで発生したATC異常信号事故 1991年(平成3年):ひかり291号(100系X編成)が、三島駅まで車輪を固着させたまま走行した事例 1997年(平成9年):山陽新幹線の岡山新幹線運転所内で過走して脱線した事故 1999年(平成11年):山陽新幹線福岡トンネルコンクリート塊落下事故 2010年(平成22年):山陽新幹線広島-新神戸間において、「のぞみ56号」の台車のギヤボックスカバーが破損、漏れた油が過熱し車内に白煙が充満、乗客1名が負傷した事故 2015年(平成27年):山陽新幹線小倉 - 博多間において、「さくら561号」のカバーが脱落、脱落したカバーが車体を損傷させ、乗客1名が負傷した事故 2017年(平成29年):のぞみ34号(N700系K5編成)が、名古屋駅まで台車に亀裂が入った状態で走行した事例(新幹線の事故で初めて国交省運輸安全委員会から「重大インシデント」認定) 他にも1990年代末期から多発したトンネルのコンクリート剥落事故に対しては、JR各社には設備保全を徹底させる対策が求められている。 また在来線と直通運転を行うミニ新幹線(山形新幹線・秋田新幹線)では在来線区間に踏切もあるため、踏切事故がしばしば発生している。
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