一般社会での事故の事例
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1967年3月18日山梨県甲府市のホテルで山梨大学工学部の助手が卒業生の謝恩会で胴上げされた際に落下、意識不明の重体となった。助手は3月26日に死亡。警察は胴上げをした卒業生22人を過失致死罪で書類送検した。 1991年10月1日に愛知県名古屋市で、会社員が送別会で同僚らに胴上げされた際に落下し、その後死亡した。胴上げをした同僚7人は過失致死罪の疑いで書類送検された。 1996年12月10日に栃木県宇都宮市で大学生が学園祭で後輩らに胴上げされた際に落下、その後死亡した。 1999年11月16日に島根県松江市で会社社長が、当該社のアルバイト学生ら5人に胴上げをされた際に落下、その後死亡した。当日は忘年会でアルバイト学生らは酒に酔っていた。5人は過失致死の疑いで書類送検されたが、2000年4月に不起訴処分となった。 2007年11月18日、滋賀県栗東市で会社員が同僚らに胴上げされたが畳の床に落とされ、首や背中の骨を損傷し、呼吸不全や寝たきりになるなどの障害を負った末、2008年9月に敗血症で死亡した。遺族はこのときの同僚らを重過失致死容疑で滋賀県警察草津警察署に告訴し、2009年9月19日同僚3名が書類送検された。翌2010年、大津区検察庁は過失致死罪で略式起訴し、大津簡易裁判所はそれぞれ罰金10万円の略式命令を出した。なお重過失致死容疑に関し、区検は「同罪に該当するほど、常軌を逸した危険な落とし方はしていなかった」として、適用を見送った。 2018年3月29日、徳島大学病院の課の送別会後、胴上げされた研修医(当時)が路面に頭部を強打し後遺症を負う。(※詳細を表示) その他 『The Promise: A Tragic Accident, a Paralyzed Bride, and the Power of Love, Loyalty, and Friendship』 Rachelle Friedman (著) 2014年5月6日出版 ※結婚式前夜の宴会で、友人が定番の余興で新婦を邸宅のプールに突き落としたところ、新婦がプール底に激突して半身不随となり、車椅子生活となった日々を綴った手記。
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