主な事件や事故の一例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/31 02:11 UTC 版)
「トリイステーション」の記事における「主な事件や事故の一例」の解説
トリイ・ステーションのある海域は米軍の訓練海域ではないにもかかわらず、近年、航空機の吊り下げ輸送等による物資や車両の落下事故の事例が報告されている。また、中部地域の基地が原因の環境汚染や渋滞問題の解決が課題となっている。すぐ北側には観光施設の都屋漁港やホエールウォッチングの生け簀、サーフィンの海岸、また中部のリゾートホテルなどが並んでいる。 1971年10月29日、楚辺の畑に嘉手納基地所属のT-33ジェット練習機が墜落した。ランディングギアの故障のため、パイロットは緊急脱出した。パイロットの2名は無事だったが、畑で作業していた男性が爆風で負傷した。現場を訪れた司令官は「1~2秒遅ければ集落に突っ込んでいた」と説明した。楚辺では抗議集会が開かれたが、飛行訓練は続けられた。 1978年、基地より約 350mほど海域へ敷設されている排水管から、未処理のままのし尿や生活排水が海に排出されたことにより、沿岸を汚染。 1980年5月19日、楚辺海岸にある施設の排水溝から、汚水がたれ流され海を汚染。 1988年8月8日、施設内で爆発事故が発生し、陸軍特殊部隊隊員1名が負傷。 2006年、トリイを飛び立った普天間飛行場所属のCH53E大型輸送ヘリによってつり下げられていた軍用車両がすぐ北側の都屋漁港護岸近くの海上に落下。 2009年11月7日、トリイ・ステーション兵士がひき逃げ事件を起こす。 2018年4月1日夜、米軍トリイ通信施設から発生したサイレン音によって、読谷村付近で騒音が発生。
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