世界遺産への歩みとは? わかりやすく解説

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世界遺産への歩み

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/01 14:40 UTC 版)

崎津集落」の記事における「世界遺産への歩み」の解説

2007年平成19年)、長崎県世界遺産登録推進会議世界遺産学術会議発足させ、翌年には近隣県の関連資産検討始めたことをうけ、天草市教育委員会文化課内に登録推進室を設置(この時点では集落ではなく﨑津教会対象)。 2009年平成21年)、重要文化的景観申請した「﨑津の文化的景観」と「大江文化的景観」を長崎二会議が﨑津教会とは別の資産候補として扱うことを検討2011年平成23年)、﨑津地区重要文化的景観選定2013年平成24年)、長崎県正式な構成資産12所を確定したが、﨑津教会文化財指定2004年平成16年)に修復が行われ文化資材真正性英語版)の欠如信徒同意得られていないこともあり、候補には含まれなかった。 2014年平成26年)、文化庁文化審議会により「天草﨑津集落」として構成資産追加決定7月10日長崎の教会群とキリスト教関連遺産2016年登録審査の正式候補となる。11月6日バチカン市国ユネスコ代表部大使のフランチェスコ・フォロ(フランス語版)氏が﨑津を訪問して﨑津教会のみならず﨑津諏訪神社にも参拝し世界遺産登録応援することを約束2015年平成27年1月22日推薦書世界遺産センター提出9月28日ユネスコ委託受けた国際記念物遺跡会議(ICOMOS)調査員フィリピン人建築家ルネ・ルイス・S・マタ氏)による﨑津の現地調査実施11月現地調査結果精査するICOMOS内部報告会同席した文化庁職員が、「教会群の価値潜在的に認めるが、禁教期の集落(補:﨑津と平戸島春日集落)のように世界的に稀有長期潜伏信仰という事象を反映していない」との指摘をうける。 2016年平成28年2月9日同年1月15日付で通知された「推薦内容禁教重視見直すべき」とのICOMOSから中間報告をうけ、﨑津集落含み推薦取り下げることが閣議了解教会建築主としてきた長崎県構成資産﨑津集落手本集落景観へと置き換え法的保護根拠重要文化的景観主体とすることにした。7月25日、再推薦することが決定2017年平成29年2月1日、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」と名称を改め﨑津集落含み推薦が行われた。9月6日ユネスコ委託受けたオーストラリア・イコモス(英語版)の調査員リチャード・マッケイ氏による﨑津の現地調査実施2018年5月4日ICOMOSによる登録勧告出される同年6月30日、登録が決定

※この「世界遺産への歩み」の解説は、「崎津集落」の解説の一部です。
「世界遺産への歩み」を含む「崎津集落」の記事については、「崎津集落」の概要を参照ください。

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