不正行為とその対応
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/03 22:14 UTC 版)
「マビノギ (ゲーム)」の記事における「不正行為とその対応」の解説
2009年1月のアイテム不具合 2009年1月29日の定期メンテナンス以降、「エンチャントを委託して失敗した際にアイテムの消失や耐久度減少が起こらない」問題が発生。これは1月30日のメンテナンスで修正されたが、この間に不具合を不正に利用したとするアカウントの一時停止、悪質なものは永久停止の処分が2月5日までに行われた。 2009年5月から頻発するアカウントハック 2009年5月上旬より、アカウントハックによるアイテム転売の被害が公式の掲示板に多数報告されていた。 価値のあるアイテム及びネクソンポイントを奪い、販売不可能なアイテムや価値の低そうなアイテムはすべて破棄し、さらに残ったキャラクターをBOTとして利用するという卑劣な手法である。 2009年6月4日にはネクソンがこの問題について言及し、公式ページを通して利用者に注意喚起した。ID・パスワードの流出元に関しては、特定されていない。 2010年5月にはImpress Watchの記者がアカウントハックの被害を受けた。 2011年2月7日にはネクソンがセキュリティ対策の一環として、全てのNEXON IDに対しパスワード変更設定を急遽行った。 2011年4月現在においても、ゲーム内の特定地域に行けばこのようなBOTを多数、容易に確認できる。 奪われたアイテムはネクソンサービス規約により全く補償されない。 ネクソンポイントのみ補償は行われているが、1つのネクソンIDにつき1回のみで、ネクソン所定の本人確認手続きが必要である。 2012年2月から頻発する交易BOT 2012年2月14日のメンテナンスから交易時のログアウトペナルティ(積荷の25%を失う)がなくなった。 つまり交易中に敵に遭遇しても、「チャンネル移動」により容易に逃げられるようになったため、BOTが大量発生することとなった。 4月4日現在も対策されておらず、BOTの減る気配は全くない。 交易所にある「指名手配犯掲示板」では、略奪団に積荷を奪われたプレイヤーキャラが掲載されるべきはずだが、BOTの名前ばかりが羅列されている現状が確認できる。 4月9日に交易中チャンネル移動不可(ログアウトペナルティ復活)の対策がされ、全体的に交易BOTが減った。 ただし以前より「略奪団がプレイヤー側から見えなくなるバグ」が常に発生しており、チャンネル移動による略奪団回避が実質不可能となったため、正常なプレイヤーの交易も減ってしまった。 2012年6月頃から再発生したフィールドBOT BOT対策により、一定以下の弱いモンスターからはゴールドがドロップしない仕様になっているが、「格闘」やダイナミックシステムなどの度重なる初心者強化アップデートの結果、BOTがゴールドをドロップするモンスターも倒せるようになった。
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