ロールス・ロイス AE 1107C-リバティーとは? わかりやすく解説

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ロールス・ロイス AE 1107C-リバティー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/06 05:19 UTC 版)

V-22のT406エンジンポッド

AE 1107C-リバティアメリカ軍識別符号:T406 )とは、ロールス・ロイス・ホールディングスが製造するターボシャフトエンジンである。

現在運用されている唯一のティルトローター機であるベルボーイング V-22 オスプレイに使用されている。エンジン出力は6,000 shp (4,470 kW)である。

設計

T406/AE1107C リバティはAE 3007AE 2100 シリーズのコアを共有している。元々はアリソン・エンジンで開発された。

V-22のT406エンジンは翼端の可変傾斜型のナセルにローターと共に搭載され、V-22の飛行を特徴づける物となっている。離陸時と着陸時はナセルの向きを90°直立状態にし、遷移飛行時は前方(0°)へ向ける。左右のエンジンは互いに反対方向に回転する[要出典]

主翼内部では両エンジンの駆動軸が接続されており、どちらか一方のエンジンが故障しても、もう一方のエンジンが両ローターを駆動し墜落を防ぐ。

搭載機

仕様 (T406)

一般的特性

  • 形式: ターボシャフト
  • 全長: 78.1 in (1,980 mm)
  • 直径: 34.2 in (890 mm)
  • 乾燥重量: 971 lb (440 kg)

構成要素

性能


脚注

  • Leyes II, Richard A.; William A. Fleming (1999). The History of North American Small Gas Turbine Aircraft Engines. Washington, DC: Smithsonian Institution. ISBN 1-56347-332-1 

関連項目

外部リンク


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