ロールス・ロイス コンドル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/20 05:35 UTC 版)
コンドル(Condor )はイギリスのロールス・ロイスが開発、生産した航空機用レシプロエンジンである。
コンドルI
第一次世界大戦末期に長距離戦略爆撃機が重要な役割を果たすことを知ったイギリス政府は、ベルリン爆撃を目的に、1917年にロールス・ロイスに対し長距離爆撃機用エンジンの開発を指示した[1]。
内径φ5½ in=139.7 mm×行程7½ in=190.5 mmで排気量2,137 in3(35,000 cc)[1]。出力は600 hp[1]。
大型化したエンジンを始動するためセルスターターを装備、従来の2バルブだったSOHCをこのモデルから複雑なロッカーアームを備えるラジアル4バルブとするなど新たな機構が採用された[1]。ただしラジアル4バルブは複雑な割に性能向上が大きくなく、過給器が実用化されたためこの後採用されなくなった[1]。
完成したのは1920年で第一次世界大戦には間に合わなかったが、ロールス・ロイスが大型エンジンを製作する絶好の経験となった[1]。
コンドルII
650 hpに改良された[1]。
コンドルIII
670 hpに改良された[1]。IIIAはメインベアリング強化型、IIIBはクランクケースも強化した型[1]。
コンドルIV
750 hpに改良された[1]。IVAはマウント改良型[1]。
コンドルV
コンドルVII
コンドルIIIAの改良型[1]。
コンドルCI
出典
参考文献
- 『ワールド・カー・ガイド27ロールス・ロイス&ベントレー』ネコ・パブリッシング ISBN 4-87366-166-8
「ロールス・ロイス コンドル」の例文・使い方・用例・文例
- コンドルは動物園では決して育たない。
- コンドル鳥は雲を凌いで飛揚する
- コンドル
- コンドルの標準属:ヒメコンドル
- 通常コンドルに限定される鳥
- 黒い羽毛に白いひだ襟状の首毛を持つアンデス山の高い場所に生息する大型コンドル科の猛禽
- 唯一カリフォルニアコンドルを含むのみ
- 米国産コンドル
- コンドル科の属
- ヒメコンドルより小さなアメリカのハゲワシ
- たいてい、トキイロコンドルのみを含む
- コンドルという鳥
- コンドルという,アメリカハゲワシ
- 元の西洋式赤れんが造りの建物は英国人建築家のジョサイア・コンドル氏によって設計され,1894年に完成した。
- ロールス・ロイス_コンドルのページへのリンク