ロールス・ロイス グリフォンとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ロールス・ロイス グリフォンの意味・解説 

ロールス・ロイス グリフォン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/20 05:32 UTC 版)

グリフォンGriffon )はイギリスのロールス・ロイスが開発、生産した航空機用レシプロエンジンである[1]

マーリンを元に爆撃機用として開発され、ボア 6in×ストローク 6+5/8in(φ152.5mm×167.6 mm)の排気量2,240立方インチ (36,700 cc)に拡大したが、寸法も重量もさほど増加しなかったため戦闘機用としても重宝され、第二次世界大戦後期に活躍した[1]。元は過給器が二段二速であったが後には二段三速の過給器を装備したモデルを追加がされ、2,000 hpを越える高出力と、極めて高い信頼性を併せ持つエンジンになった[1]。生産台数は8,108台でマーリンには遠く及ばなかったが、1997年になっても少数が民間で運用されていた[1]

出典

  1. ^ a b c d 『ワールド・カー・ガイド27ロールス・ロイス&ベントレー』p.75。

参考文献




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ロールス・ロイス グリフォン」の関連用語

ロールス・ロイス グリフォンのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ロールス・ロイス グリフォンのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのロールス・ロイス グリフォン (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS