チュルボメカ_アルトウステとは? わかりやすく解説

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チュルボメカ アルトウステ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/08 07:11 UTC 版)

チュルボメカ アルトウステ IIIB

アルトゥステArtouste )は、初期のフランスチュルボメカが製造したターボシャフトエンジンである。最初の運転は1947年である。原型はAPUとして開発が始まったが、航空機の推進用としての用途も加えられ、1950年代にはヘリコプターの動力として活路を見出された。インドヒンドスタン航空機イギリスブリストル・シドレー(正式にはブラックバーン・エアクラフト)やアメリカコンチネンタル・モータースにライセンス供与された。通常の出力は300kW(400hp)だった。

マーカダウ[1]はアルトゥステⅡを発展させたターボプロップエンジン。2.3:1の減速ギアボックスを介して300 kW (402 hp)を発生した。

またアメリカ合衆国コンチネンタル・アビエーション・アンド・エンジニアリング(CAE)社では本エンジンのライセンス生産を行い、XT51・XT72・XT65・XT67を発表したものの、いずれも量産には至らず、同社はターボシャフトエンジンの製造から撤退した[2]

バリエーション

  • アルトゥステ I
  • アルトゥステ Ⅱ
  • アルトゥステ ⅡB
  • アルトゥステ ⅡC - 373 kW (500 hp)
  • アルトゥステ ⅡC6
  • アルトゥステ ⅢB - 410 kW (550 hp)
  • アルトゥステ ⅢD
  • コンチネンタル XT51・XT72・XT65・XT67
  • チュルボメカ・マーカダウ

搭載機

チュルボメカ アルトウステIIBを搭載するカーチス・ライト VZ-7
アルトゥステ
マーカダウ
  • モラーヌ・ソルニエ・エペルヴィエ英語版

仕様 (アルトゥステ IIIB)

アルエット IIIのチュルボメカ アルトゥステ

出典:[3] 一般的特性

構成要素

性能

  • 出力: 858shp 33,500rpm
  • タービン入口温度: 550 C
  • 出力重量比:

脚注

参考文献

  • Gunston, Bill (1986). World Encyclopedia of Aero Engines. Wellingborough: Patrick Stephens. pp. 163 
  • Leyes, Richard A.; Fleming, William A. (1999), The History of North American Small Gas Turbine Aircraft Engines, AIAA, ISBN 978-1563473326 

関連項目

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