ローザンヌ受賞以後とは? わかりやすく解説

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ローザンヌ受賞以後

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/03 08:42 UTC 版)

二山治雄」の記事における「ローザンヌ受賞以後」の解説

二山受賞日本でも大きな話題となり、テレビニュースにもなっていたため本人びっくりしたほどであった3月20日には総理大臣安倍晋三訪問しその後文化関係文部科学大臣表彰受けたその他にも、いろいろなイベント舞台への出演機会増えて生活が一変したその中で二山自身印象残っているイベントは、2014年3月28日読売巨人軍創設80周年記念セレモニーで、東京ドーム大観衆の目前で『ボレロ』を踊ったことと、同年9月に「サイトウ・キネン・フェスティバル松本」で小澤征爾指揮するオーケストラ共演したことであったオーケストラ生演奏で踊るのは「サイトウ・キネン・フェスティバル松本」が初めてだったが、小澤から「歌いながら踊りなさい」とアドバイスを受け、会場雰囲気温かかったため気持ちよく踊ることができたという。 2014年4月には、ニューヨークで開催されるユース・アメリカ・グランプリにも挑戦したユース・アメリカ・グランプリ1999年創設と歴史こそ浅いものの、マシュー・ゴールディング(英語版)やセルゲイ・ポルーニンなどのスターダンサーを輩出した実績を持つコンクールであった二山ローザンヌでの映像見直して塚田から数秒ごとに「ダメ出し」されるという厳し指導受けた塚田当時二山について「スピード感が足りない生徒としてはきちんとしているが、お客さん喜ばせるには盛り上がり欠ける」と指摘し二山も「(ローザンヌ1位受賞で)少しは自信持てましたが、外国ダンサー比べる容姿の面で不利だ分かった基礎戻って一から稽古しなくてはいけない思いました」と答えていた。 2つコンクールは全く雰囲気違いローザンヌ将来性重視する方針をとってクラスレッスンも含めて審査されるに対してユース・アメリカ・グランプリでは舞台上でパフォーマンスだけがすべてであったローザンヌ1位受賞事実二山プレッシャーにもなったが、順位気にせず踊り集中してシニアの部で金賞受賞した。ただし、二山は「ローザンヌのときほどは思った通り踊れなかったのが少し残念でした」と反省言葉述べていた。 二山スカラシップでの留学先にサンフランシスコ・バレエ・スクール(en:San Francisco Ballet School)を選び2014年9月から2015年5月末まで約9か月留学した。英語もよくわからないままで現地に赴き、到着してすぐにリハーサル始まったときには焦ったという。「トレイニー・プログラム」という高レベル生徒集めたクラス入り、サンフランシスコバレエ団(en:San Francisco Ballet)の公演には小規模パフォーマンス含めていくつか出演したプロ踊り間近接したことは、二山にとっての大きな収穫になった。サンフランシスコバレエ団の舞台出演には、『ロミオとジュリエット』での友人役もあった。 留学終了後にはサンフランシスコバレエ団から入団誘いがあったというが、ダンサーとしてさらに高み目指し見聞広めてできれば高校復学もしたいという本人意思日本戻った今後予定について、二山は「日本拠点に、いろいろな舞台で経験積んでいきたいです」と述べている。将来どんな役でもこなせるようにとクラシックだけではなくコンテンポラリー作品にも取り組みたい希望して、「何でも吸収したいと思っています」と発言した2015年の夏には、キエフ・バレエ団の田北志のぶプロデュースによる『グラン・ガラ』公演出演したボリショイ、マリインスキー、キエフなどのトップダンサーたちとの競演によって「せっかくの機会なので、彼らの踊り見てロシアのバレエ・スタイルを学べたらいいなと思っています」と意欲見せた。2016/2017年シーズンから、ワシントン・バレエ(en:The Washington Ballet)のスタジオカンパニーに入団決定した

※この「ローザンヌ受賞以後」の解説は、「二山治雄」の解説の一部です。
「ローザンヌ受賞以後」を含む「二山治雄」の記事については、「二山治雄」の概要を参照ください。

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