レオニード一派
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「バトルスピリッツ 赫盟のガレット」の記事における「レオニード一派」の解説
グレアム・レオニード 声 - 白熊寛嗣 統一政府議員を務める壮年の人間の男性。モーブ支援委員会会長で、部下達からは「会長」と呼ばれる。 表向きはモーブを支援しており、モーブが恐れられる理由は「モーブが未知の存在であるため」とガレットに語っているが、裏では脱税と言った汚職に手を染めたり、モーブに不利な法案を通したりとモーブを自分の都合のいいように利用している悪徳政治家。 そのため、その事実を知ったヴァルト達に引退を持ちかけられるも「不正の証拠はねつ造として世間で扱われる」と悪びれもしない態度から、怒りに駆られたヴァルトに殺されかけ、表向きは健康を理由として政界を引退。しかし、「院政」を敷いておりその影響力は健在。 ヴァルトの武装蜂起に際しては、自身の不正をヴァルトに暴露されてモーブ蜂起の正当性と人々の憎しみを向けられる「分かりやすい悪役」に選ばれた。一方、自分に怒りを向け情報を精査することもなく感情のままに詰め掛ける市民達に対しては、「彼らにはその不正が本物か偽物かどうでもよく、混乱の原因を誰かのせいにしたいだけ」と人間と魔族に失望しきった様子を見せ、屋敷を出て隠し通路から逃れた。 2年後には、ご意見番として統一政府会議の場にも招集されている。裏でモーブのロベスと通じており、彼の入れ知恵を通じてリインの失脚を狙っている。軍産複合体であるフィクサーの手先として暗躍している。ゆえに、モーブ空中要塞を技術的に落とせるようになった後は、反モーブ勢力を扇動したようでモーブと統一政府の戦争をたきつけ、その戦争を通じて利益を得ようとしたが、議会に直接姿も出さず安全圏で意見を述べる姿からイガムにはその意見を無視された。 ザイファー・トライ 声 - 山根雅史 モーブであるが、統一政府に仕えているカードバトラーの男。外見は魔族。そのバトルの腕前を統一政府に認められ、ルシアンと共に政府専属のバトラーとなった。モーブとまともにバトルできるのはモーブということもあり、統一政府のためにモーブとバトルを行ってきた。 モーブ解放を賭けたルシアンとのバトルでは、ルシアンの「異魔神(いまじん)ブレイヴ」デッキに対して、完全に対策した「ブレイヴキラー」デッキを使用し完勝した。 当人としてはカードバトラーとして勝利を重ねれば家族に最上級の暮らしが保証されると言われていたが、実際はザイファーの裏切り防止のため妻子をレオニードに人質に取られているような状況であり、モーブ解放を賭けたルシアンとのバトルでもルシアンのデッキデータを事前に渡され、ザイファー本人の意志と関係なく勝利を強制されていた。 ルシアンの死から約1年、武力によるモーブ解放を決意したヴァルトがザイファーを呼び出しバトル。ヴァルトによってザイファーの妻子を解放され、ヴァルトに仲間になることを勧誘されると、一度レオニードの屋敷に戻り、ヴァルトにカードを転送しつつザイファー自身はガブラによって粛正された。 ガブラ・ダウ 声 - 間宮康弘 鬼のような容姿の魔族。レオニードの用心棒。モーブに対する差別意識は強い。モーブとのバトルでは、頭脳の差を埋めるためにバトルシミュレータというサポートメカを用いる。見た目ゆえか、ヴァルトとの対戦時には観戦していたスノウに「キモい」と罵倒されていた。 モーブ蜂起の際は、レオニードの汚職やモーブ弾圧がヴァルト達の手で暴露され、レオニードの屋敷に怒り詰めかける人々の対応をレオニードに押し付けられて彼らの暴行を受ける羽目になってしまった。 緑の系統「樹魔」デッキの使い手。「ガブノハシ(リバイバル)」を効果的に用いる。
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