ルイスの転換点
読み方:ルイスのてんかんてん
英語:Lewisian Turning Point
開発経済学上の概念で、農業から工業への労働力の移行が進み、農業の余剰労働力がなくなった段階のこと。
1979年ノーベル経済学賞の受賞者である経済学者アーサー・ルイスにより提唱された。「二重経済モデル」の中の主要概念となっている。
ルイスによると、工業化が進むと、工業部門における労働力不足が発生し、賃金が高くなっていく。それによって、農業の余剰労働者は、高い賃金を求めて工業へ移っていく。ある地点まで行くと農業部門の労働者の余剰がなくなる。この地点がルイスの転換点と呼ばれている。
ルイスの転換点を超えると、工業部門では、農業の余剰労働者が底をついているため農業部門の労働力を減らす形で労働力を確保するしかなく、さらに賃金水準を上げる必要が生じる。
英語:Lewisian Turning Point
開発経済学上の概念で、農業から工業への労働力の移行が進み、農業の余剰労働力がなくなった段階のこと。
1979年ノーベル経済学賞の受賞者である経済学者アーサー・ルイスにより提唱された。「二重経済モデル」の中の主要概念となっている。
ルイスによると、工業化が進むと、工業部門における労働力不足が発生し、賃金が高くなっていく。それによって、農業の余剰労働者は、高い賃金を求めて工業へ移っていく。ある地点まで行くと農業部門の労働者の余剰がなくなる。この地点がルイスの転換点と呼ばれている。
ルイスの転換点を超えると、工業部門では、農業の余剰労働者が底をついているため農業部門の労働力を減らす形で労働力を確保するしかなく、さらに賃金水準を上げる必要が生じる。
ルイス‐の‐てんかんてん〔‐テンクワンテン〕【ルイスの転換点】
ルイスの転換点
- ルイスの転換点のページへのリンク