ルイスの転換点とは? わかりやすく解説

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ルイスの転換点

読み方:ルイスのてんかんてん
英語:Lewisian Turning Point

開発経済学上の概念で、農業から工業への労働力移行進み農業余剰労働力なくなった段階のこと。
1979年ノーベル経済学賞受賞者である経済学者アーサー・ルイスにより提唱された。「二重経済モデル」の中の主要概念となっている。

ルイスによると、工業化が進むと、工業部門における労働力不足発生し賃金高くなっていく。それによって、農業余剰労働者は、高い賃金求めて工業移っていく。ある地点まで行くと農業部門労働者余剰がなくなる。この地点がルイスの転換点と呼ばれている。

ルイスの転換点を超えると、工業部門では、農業余剰労働者が底をついているため農業部門労働力を減らす形で労働力確保するしかなく、さらに賃金水準上げる必要が生じる。

ルイス‐の‐てんかんてん〔‐テンクワンテン〕【ルイスの転換点】


ルイスの転換点

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/30 08:08 UTC 版)

ルイスの転換点(ルイスのてんかんてん、: Lewisian Turning Point)とは、工業化の過程で農業部門の余剰労働力が底をつくこと。




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