ランブルボールによる変形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 07:50 UTC 版)
「トニートニー・チョッパー」の記事における「ランブルボールによる変形」の解説
チョッパーが長年の研究で開発した、動物系悪魔の実の変形の波長を狂わせる丸薬「ランブルボール」による変身形態。服用すると3分間、通常の3形態に加えてさらに4形態、合わせて七段変形を可能としている。 ランブルボールはいわば「本来不可能な変形を無理矢理可能にする劇薬」である。それゆえに服用すれば通常有り得ない形態への変形を可能とするが、適量は6時間に1つとされる。6時間以内に2つ服用すると薬効が重複し、変形の波長が狂い過ぎて七段変形を上手くコントロールできなくなり、思い通りの形態に変化することが難しくなる。さらに3つ目を服用すると狂いすぎた波長により変形能力が暴走し、巨大な「怪物(モンスター)」に変形し理性も失ってしまう。この形態になると、CP9のクマドリを一方的に叩きのめす程のパワーと攻撃力を得ることができるが、命に関わる程体力の消耗が激しく、変形が解けた後は反動でしばらく動けなくなる。3つ目を服用した際の巨大な形態も悪魔の実の能力によるものであるため、海に落ちれば変形が解けて暴走が収まる。 飛力強化(ジャンピングポイント) 跳躍力が飛躍的に向上する、回避用の形態。人獣型・人型の間。外見は二足歩行+下肢のみ獣型+両手は人型に近い+角の無い獣型の顔。新世界編では他の形態に統合された。 毛皮強化(ガードポイント) 全身を顔・足の先を除いて長い毛で覆い、球形になる。人獣型・獣型の間。外見は四足歩行+人獣型の顔+球状の身体。敵の攻撃の防御に使用されるが、毛で覆っているだけなので炎などには弱い。アニメではこの形態を解くと、余分な毛は弾ける様に抜け落ちて何処へともなく消える。 新世界編ではランブルボールなしで変形が可能となり、毛の範囲が大幅に拡大しており、耐久力も上昇している。チョッパー戦車 大量の銃を毛皮に仕込み、敵に一斉掃射する。劇場版第12作で使用。 腕力強化(アームポイント) 上半身が強化され、蹄による強力な攻撃を見舞う。人型・人獣型の間。外見は二足歩行+筋骨隆々とした両腕+獣型の顔。新世界編では他の形態に統合された。刻蹄 桜(こくてい ロゼオ) 自慢の蹄でパンチを打ち込み、桜のような蹄の跡を残す。「ドラム島編」で初使用。刻蹄 桜吹雪(こくてい ロゼオミチエーリ) 連続で放つ「刻蹄 桜」。「エニエス・ロビー編」で初使用。チョッパー曰く「最高の攻撃」で、相手の体に無数の蹄の跡を残す。クマドリの最強の鉄塊「剛」を打ち破る程の強力な威力を誇る。 刻蹄 十字架(こくてい クロス) 両手の蹄を合わせて殴りつけ、十字架のような蹄の跡を残す。「空島編」で初使用。 刻蹄 菱形(こくてい ダイヤモンド) 両手の蹄を合わせて殴りつけ、菱形の蹄の跡を残す。対トビウオライダーズ戦で使用。「刻蹄 十字架」(蹄を外側に開いて合わせる)と異なり、内側に向けて合わせる。 角強化(ホーンポイント) 角が巨大になり形も複雑になる、チョッパー曰く「とっておきの変形点」。獣型・人獣型の間。外見は四足歩行+人型に近い手足+背中の毛がふさふさになる+巨大な角。 新世界編ではランブルボールなしで変形が可能となり、地中を高速で掘り進む事が可能になった。外見も四足歩行から人間の子供に近い小柄な体型(二足歩行)+肥大化した両腕+巨大な角(形状も以前とは異なり、左右ではなく前方に伸びている)に変化。背中の毛は以前と同様。その姿はルフィ曰くクワガタ。桜並木(ロゼオコロネード) 「角強化」状態で敵に突進し、角で相手を跳ね飛ばす。対フランキー一家戦で使用。 角砲11(かくほうエルフ) 「角強化」状態で地中から飛び出し、その勢いのまま相手に突撃する。対ドスン戦で使用。
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