ミヘ・ソケ語族
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/03 22:02 UTC 版)
ミヘ・ソケ語族(ミヘ・ソケごぞく、Mixe–Zoque、Mije–Soke)は、メキシコのテワンテペク地峡とその周辺で現在話されている言語からなる語族。メキシコ政府は3つのミヘ・ソケ語族の言語を公式に認めている。ミヘ語またはAyook語は188,000人の話者が、ソケ語またはO'de püt語は88,000人の話者が、ポポルカ族の言語(一部がミヘ語、一部がソケ語に属する)は69,000人の話者があるとする。しかしながら、各グループの内部分岐が甚だしく、このためにエスノローグは17の異なる言語に分け、ヴィクマン(1995)による現在のミヘ・ソケ語族の分類は12の言語と11の方言を数える。ミヘ・ソケ語族に属する消滅した言語には、チアパス州南東沿岸でかつて話されていたタパチュルテク語がある。
|
- ^ Hammarström, Harald; Forkel, Robert; Haspelmath, Martin et al., eds (2016). “Mixe–Zoque”. Glottolog 2.7. Jena: Max Planck Institute for the Science of Human History
- ^ Campbell and Kaufman (1976)
- ^ Wichmann, Beliaev & Davletshin, in press (Sept 2008).
- ^ Zavala Maldonado, Roberto. 2000. Inversion and other topics in the grammar of Olutec (Mixe). Ph.D. Dissertation: University of Oregon.
- 1 ミヘ・ソケ語族とは
- 2 ミヘ・ソケ語族の概要
- 3 音韻
- 4 参考文献
- 5 外部リンク
- ミヘ・ソケ語族のページへのリンク