プロトGファイター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 02:29 UTC 版)
漫画『機動戦士ガンダム MSV-R 虹霓のシン・マツナガ』に登場。 「V計画」の一環として開発された。「Gシュライク」「Gイグニス」「Gアトラス」の3機で構成され、合体して「Vファイターモード」と呼ばれる重戦闘機形態となることによりパワーアップする。 MS用のジェネレーターと兵装を流用した強力な宇宙戦闘機として、MSよりそのような兵器でこと足りると考えている連邦軍上層部への「ポーズ」として開発されたとも言われるが、合体機構をもつことからのちのGメカに繋がるコンセプトの技術検証機としての側面ももつ。セキ技術大佐が開発に携わり、のちにモスク・ハン博士により各部アクチュエーターにマグネット・コーティングが施される。 宇宙世紀0079年9月、連邦軍の「アンタレス」作戦の一環として数度に渡りソロモンへの襲撃を繰り返して多くの戦果を挙げ、アナベル・ガトー大尉(当時)の高機動型ザクIIの右腕を破壊し、ドズル・ザビ中将のザクIIを撃墜(ドズルは生還)するといった金星も挙げている。 Gシュライク 「Vファイターモード」の機首となる。武装は機首の4連装機銃らしきもののみである。コーマック・ブラックウッド中尉が搭乗。 Gイグニス 「Vファイターモード」の後部上面となる。機首はコア・ファイターと共通のデザイン。武装は主翼付け根の「フィフティーン・キャリバー」(ボールK型と同型)と、主翼中央の4連装ロケット・ランチャーらしきもの。ホープ・ギャロウェイ少尉が搭乗。 Gアトラス 「Vファイターモード」の後部下面となる。キャタピラと強力なメガ粒子砲2門を装備。当初はエルネスト・ギロー少尉が搭乗するが、負傷により運用責任者であるオスカー・シクリッド大尉に交代する。 ドズルのザクIIを撃墜後、「Vファイターモード」からボルトアウトし、Gイグニスの機首とGシュライクを分離した状態でソロモン内部に侵入。シン・マツナガ大尉の高機動型ザクIIと交戦後、ジェネレーターを暴走させオスカーは逃走する。推進剤の残りが少ないマツナガ機に代わり、ガトー機によって間一髪でソロモンの外に運ばれ爆発する。
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