プラクチカ・ノバ・シリーズボディーとは? わかりやすく解説

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プラクチカ・ノバ・シリーズボディー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/17 14:37 UTC 版)

ペンタコン」の記事における「プラクチカ・ノバ・シリーズボディー」の解説

プラクチカIV / Vシリーズにおいて固定式ペンタプリズムファインダーを内蔵させたのは良かったが、反面デザイン使い勝手改良すべき点が有った事と大量生産対応した製造技術改善を図る必要があり、それらに対応すべくこのシリーズ新しく始められ1965年ライプチヒ春の見本市発表された。 プラクチカVI(PRAKTICA VI 1964年試作のみ) - プラクチカ・ノバシリーズの基本モデル原型で、プラクチカIV / Vシリーズとは機能構造デザインが全く異なる。 プラクチカ・ノバ(PRAKTICA nova 1965年発売) - M42レンズマウント新しシャッター機構採用によりフロントサイドのシャッターレリーズボタンがそれまで平方向から斜め方向になった。また中央部スプリットイメージ、その周囲円形マット外側がフルネルとなっているフォーカシングスクリーンのついた固定式プリズムファインダーを内蔵しクイックリターンミラー自動絞り機構、1/2,1/4,1/8,1/30,1/60,1/125,1/250,1/500秒およびBを持ったゴム引き布製フォーカルプレーンシャッター装備していた。他にもシャッターチャージ及びフィルム送りノブではなくレバー式となり、巻き戻し折り畳み式クランクになった軍艦部にX及びFのシンクロ接点付けられた。ボディダイカスト黒色塗装か黒い革張り軍艦部主要部分のみクロムメッキされていた。第1の改良型1966年発売) - フロントサイド下部にX及びFシンクロ接点付いたフォーカシングスクリーンスプリットイメージマイクロプリズム付きとなった。 プラクチカ・ノバB(PRAKTICA nova B 1965年発売) - 非連動式外部受光式セレン露出計内蔵された。第1の改良型1966年発売) - プラクチカ・ノバ 第1の改良型非連動式外部受光式セレン露出計内蔵させたもの。 プラクチカ・マット(PRAKTICA mat 1965年発売) - ヨーロッパ初のTTL露出計付き35mm一眼レフカメラVEBペンタコン・ドレスデンのゲアハルト・イエムリヒ(Gerhard Jehmlich)の原理研究数多くテスト貢献により、パテント回避するために設計時間かかったものの、プロトタイプ発表されるや『ヨーロッパ初のTTL露出計付き35mm一眼レフカメラ』との評価勝ち得ることとなり、同時に外部受光式セレン露出計欠点克服することができた。他に1/1~1/1000秒までの倍数系列ゴム引き布製フォーカルプレーンシャッターペンタプリズムの下に置かれTTL露出計のための絞り込み測光式のCdS受光素子露出計及び絞り込み用の押しボタン式スイッチ装備された。またファインダー内に露出計指針による計測結果表示する機能付いていた。 ペンタフレックス SL(PENTAFLEX SL 1967年発売) - 軍艦部デザイン変更され、フロントプレートが黒くなった。シャッタースピード1/30~1/500秒に制限されファインダー内の撮影可能表示無くなったフォーカシングスクリーンマットになった。ポルスト・レフレックスFX3(PORST REFLEX FX3 1968年発売) - ニュルンベルクのポルスト社から受託しOEM生産したモデルで、白地ネームプレートに「PORST REFLEX FX3」と印刷されていたほかはペンタフレックス SL同一機種

※この「プラクチカ・ノバ・シリーズボディー」の解説は、「ペンタコン」の解説の一部です。
「プラクチカ・ノバ・シリーズボディー」を含む「ペンタコン」の記事については、「ペンタコン」の概要を参照ください。

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