プラクチカスクリューマウント用交換レンズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/02 14:19 UTC 版)
「PENTAXの写真レンズ製品一覧」の記事における「プラクチカスクリューマウント用交換レンズ」の解説
φ42mmスクリューマウントであるプラクチカマウント(以降はPマウントと記述)用レンズ群。Sレンズ(Sは"Screw"=ネジより由来する)とも呼ばれ、アサヒフレックス専用マウント用レンズ群に引き続きタクマーブランドを冠された。専用マウントを採用したアサヒフレックスとは異なり、当時既に世界標準マウントのひとつであったPマウントが採用されているため、同マウントであれば他社のボディーにも使用可能である。マウント変更の理由は口径の拡大と、輸出を考慮したためであった。口径の拡大によって光学設計の自由度が増しレンズのラインナップも豊富になった。またアサヒペンタックスシリーズ機が世界的なヒット商品となったため、タクマーの名は世界に知れ渡ることとなる。 マウント構造の単純さと精度から、Pマウントのレンズは黎明期の一眼レフカメラの普及と進歩に貢献したが、カメラ技術の進歩により旭光学工業も早々に水面下にてバヨネット式マウントへの移行を見据えて研究・開発に着手しており、Kマウントシリーズからバヨネット式マウントに移行している。しかし、現在もP(M42)マウントレンズ→Kマウントへの純正『マウントアダプターK』が提供されており、デジタル機を含むKマウント機のボディで当レンズ群を使用することが可能である。また、国内で入手がたやすいM42マウントレンズとして、当レンズを他社のプラクチカマウントのボディに装着して使用するファンもいる。
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