ブルマのタイムマシン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 04:50 UTC 版)
「ドラゴンボールの道具」の記事における「ブルマのタイムマシン」の解説
トランクスが、悟空に会うために未来からやって来る時に使った未来のブルマが製作した時空転移装置。これを使うことで、ある程度の時間移動を行うことができる。機体下部の球体は飛行用の反重力装置になっており、ハシゴが無いため空を飛べる者にしか使えない。カプセルコーポレーション製なので、ホイポイカプセルにすることもできる。中は1人乗りの広さ。一回分のタイムスリップを行うためのエネルギー充電に8か月必要。『ドラゴンボール超』では、青の15号電気液をエネルギー源として動いており、未来世界ではさらに厳しい機材不足により片道分のエネルギーを抽出するのに1年近くかかったが、現代では往復分を丸1日でフルチャージできる。アニメオリジナルの神殿の時の旅とは違いこちらは肉体ごと移動できる。ブルマは十分な機材のない地下の秘密研究所でタイムマシンを完成させた。鳥山明は飛行機のような乗り物の要素も加えようと当初は考えていたが、作中ではタイムマシンとしてしか使われなかった。機体には、出発前にトランクスが書いた「Hope(希望)」の文字が書かれている。アニメ『ドラゴンボール超』では未来のブルマがタイムマシンの中にタイムマシンに関するノート とメンテナンス用ソフトのディスクを入れていた。17年前の過去に飛んだ未来トランクスを時を越えて追ってきたゴクウブラックによって機体を破壊されてしまう。トランクスが17年前を選んだ理由は、タイムマシンの設定を変えると同じ並行世界に行けなくなる恐れがあり、以前使った設定のままにしていたため。漫画版で悟空がトランクスを置いて現代に逃げ帰った際に、現代で1日経っても同じ日に戻ればいいのではと考えたが、ブルマによりタイムマシンは最初の設定がそのままになっているため未来ではなく並行世界につながっており、現代で1日経てば未来の世界でも1日経ってしまうと説明された。さらにその時点で並行世界とのつながりも弱くなっており、あと1回の往復が最後とされていたが、後にピラフの発見により次元転送装置の周波数を変えれば並行世界にもジャンプできることがわかり、新しいパラレルキャパシターをバイパスしてどの未来にも行けるようになった。未来の全王によって未来世界が不死身のザマスもろとも消し去られた後の空間内でも活動している。
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