ブルボン第二復古王政(1875年 - 1931年)
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アルフォンソ12世によって王政が復古した後、1875年1月8日の法令でブルボン家の意匠が国章内に復活した。その際、盾の縁取りは重要ではないと考えられたので外された。次代のアルフォンソ13世は、カルロス3世の紋章を改変して使用した。この紋章は以下の通りである。 外側の円は6分割されている。左上はエルサレムとシチリア、右上はオーストリアとブルグント王国の紋章。 左中段はファルネーゼ家、右中段はメディチ家の紋章。 左下は古代ブルグント王国の紋章、右下はブラバント公国の紋章。下段中央はフランドル伯とチロルの紋章。 内側の円はクォータリーの形式で左上がカスティーリャ、右上がレオン、左下がアラゴン、右下がナバラの紋章。下部にグラナダの紋章。 最も内側の円にはブルボン家の紋章。 王冠が載り、金羊毛騎士団の勲章が盾のまわりに配置されている。 1870年から1931年の国章 金羊毛騎士団の勲章版 ヘラクレスの柱版
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