フリゲート指揮官とは? わかりやすく解説

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フリゲート指揮官

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/06 23:43 UTC 版)

ジョン・クック (イギリス海軍)」の記事における「フリゲート指揮官」の解説

1793年2月フランス革命戦争勃発しクックは再びフッド任務に就きフッド新し旗艦で、海峡艦隊所属100門艦「ロイヤル・ジョージ(英語版)」に乗った1794年2月21日クック指揮官昇任し小型火船「インセンダイアリー(英語版)」の指揮まかされた。3か月の後、「インセンダイアリー」は大西洋作戦英語版)で、海峡艦隊へ、リチャード・ハウ信号艦隊取り次ぐ役目負いまた、ヴィヤレ・ド・ジョワユーズ(英語版指揮下のフランス艦隊偵察務めた1794年6月1日クック栄光の6月1日立ち会ったが、彼の艦は交戦するには小さすぎた 。この海戦の後艦隊への一斉昇進クック加えられ7月23日にポストキャプテン(英語版となったその後1年間、ジェームズ・ウォーレス(英語版)の旗艦艦長英語版)として、74門艦の「モナーク」でニューファンドランド島沖に駐屯した。そしてイギリス戻ったクックは、28門艦「トゥルテレル(英語版)」の指揮官となったクックはこの任務引き受けたが、この艦が西インド諸島へ行かされることを知って辞任したガードナーから、今後西インド諸島での任務戦死可能性があるだろうと聞かされたからである。 その代りクックは、1796年初頭36フリゲート艦ニンフ英語版)」の指揮官となり、翌年までフランス大西洋側の港を封鎖するようにとの命令受けた1797年3月9日には「セント・フィオレンゾ(英語版)」に乗艦して、ウェールズでのフィッシュガードの戦い英語版)から帰還途中フランス艦と交戦したイギリス軍はこの戦いで敗北していた。フランス艦はブレスト逃げ込もうとしたが、イギリス軍追い詰められ、短い戦い何度続けて行われた後、「レジスタンス英語版)」と「コンスタンス英語版)」の2隻が次々降伏強いられたイギリス艦の方では死傷者一人出ずフランス艦2隻はその後イギリス海軍購入されクック乗員賞金支給された。 この成功にもかかわらず艦上での規律厳しかったこともあり、クック乗員人望今一つだった。ブレスト沖の任務直後のちょうど2か月後、スピットヘッドとノアの反乱に「ニンフ」が巻き込まれたことが、それを如実に物語っていた。クックは、反乱勃発時にジョン・コルポイズ提督支援しようとし、艦に戻る際に乗員から帰艦拒否された。クック反乱の後、海軍本部からの「ニンフ」の指揮官就任をうまく切り抜けたが、その次に彼に任務与えられたのは2年後のことだった。この任務は、新造フリゲート艦の「アメティスト英語版)」の指揮官で、これは、イギリスロシア連合軍によるバタヴィア共和国侵略のためのものであった作戦の間、アメティストヨーク公フレデリック王子護衛してオランダに行きその後作戦の失敗による兵の撤退関与したクックその後1799年いっぱいキベロン湾作戦加わり1800年にはスペインフェロル侵攻参戦したが、これは失敗した。この時、アメティストは6隻のフランス商船小型私掠船拿捕した1801年1月26日クックフィニステレ岬沖で、サミュエル・フッド・リンゼーとリチャード・キング(英語版)による、フランスフリゲート艦「デダニューズ(英語版)」追跡支援し、この艦の拿捕参加した。「アメティスト」は「デダニューズ」との交戦にはあまりかかわっておらず、損害は受けなかった。しかしこの艦は追跡拿捕加わっており、恐らくはフランス押収されたと考えられる。「デダニューズ」はのちにイギリス海軍購入された。その少し後に、クックスペイン艦「カルロッタ」と、フランス私掠船「ジェネラル・ブリュヌ」を、「デダニューズ」を捕らえた同じ海域拿捕した

※この「フリゲート指揮官」の解説は、「ジョン・クック (イギリス海軍)」の解説の一部です。
「フリゲート指揮官」を含む「ジョン・クック (イギリス海軍)」の記事については、「ジョン・クック (イギリス海軍)」の概要を参照ください。

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