フラッテリー一家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/21 15:47 UTC 版)
母親と3兄弟からなるギャング団。強盗や通貨偽造といった犯罪に手を染めている。郡刑務所に入監していたジェイクを脱獄させ、パトカーとカーチェイスを繰り広げるも、ちょうどその日開かれていた海岸での四輪駆動車レースの車群に紛れて逃亡に成功し、岬のレストラン跡に潜伏していた。レストラン跡の冷蔵庫では、彼らを追って返り討ちにされたFBI捜査官の死体を隠していた。 グーニーズが発見した財宝を取り上げたあと、さらに財宝を見つけようと欲をかいた結果、ブービートラップを発動させてしまい、洞窟の崩壊を招いた。脱出後、悪事に加担していなかったスロースを除く3人は逮捕された。 一部ビデオソフト字幕などでは「フラテリ」とも表記する。 フラッテリー・ママ 女ボスにして、フラッテリー3兄弟の母親でもある老女。名前不詳。ジェイクやフランシスからはママと呼ばれる。マイキーたちに味方するスロースを自分たちの側に引き込もうとするが、幼い頃虐待していたことをうっかり思い出させてしまい、怒った彼に逆襲される。 ジェイク・フラッテリー フラッテリー家の長男。郡刑務所に入監していたが、自殺したように見せかけ、看守を油断させたところをママやフランシスの協力を得て脱獄する。陽気で歌が好き。 フランシス・フラッテリー フラッテリー家の次男。短気な性格でジェイクとも仲が悪い。カツラを常用しており、よく外れるが、本人は頭髪が薄いことを否定している。 ロトニー・フラッテリー(スロース) / ジェーソン・フラッテリー(小説版) / ジェーソン・スロース・コーエン(小説版、養子後) フラッテリー家の末弟。巨体で怪力の持ち主。知的障害のようで普段は「ウホ、ウホ」のような喋り方しか出来ない。悪意の無い優しい性格の持ち主。耳を動かすのが得意。幼い頃から母親に虐待されていたため顔が崩れており、左目の位置が右目に比べてかなり下にあり、歯も数本欠け顔面奇形の状態になっている。また、兄たちからも酷くいじめられていた。アジトでは鎖付きの手錠で繋がれて監禁状態に置かれ、テレビを見て過ごしていた。一家に捕まったチャンクと仲よくなり、チャンクの持っていたチョコレートバーを拾おうとして鎖を引きちぎり、自由の身となった。普段の言語は上記の通りだが、チョコレートバーを食べた際は「うまい」と口に出している。その後は家族と決別し、マイキーたちの仲間になる。ママと相対した時にもいくつか言葉を発しており、全く話せないわけではない様子。ママ達3人が逮捕された際、彼はマイキー達の訴えで捕まらずに済んだ。 小説版では冒険の後、チャンクによって彼の家族に養子として引き取られ、改名している。
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