グーニーズと周辺の人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/21 15:47 UTC 版)
「グーニーズ」の記事における「グーニーズと周辺の人物」の解説
「グーニーズ」とは、町の名「グーンドックス(Goon Docks=いも波止場)」に、「まぬけな連中(goonie)」という意味をひっかけたものである。 マイケル・ウォルシュ(マイキー) 主人公。幼い頃から毎晩のように父に聞かされた海賊伝説の影響を受け、冒険を夢見る少年。歯に歯列矯正のブラケットを入れている。しきりに喘息用の手持ち型吸入器を使っていたが、一種の移行対象であったらしく、冒険を終えた後、「要らないや、こんなモン」と投げ捨てた。 クラーク・デヴリュー(マウス) お調子者で、悪ぶっている少年。大人の口真似や駄洒落の天才で、それでいつもトラブルを起こすためにマウス(mouth=口)のあだ名を持つ。メキシコ人の従兄弟がいるためスペイン語が堪能で、財宝の地図を解読するのに一役買った。冒険を通じて、一番ケンカをしていたステフと仲良くなった。 ローレンス・コーエン(チャンク) ピザとお菓子が好物の肥満児。ずんぐりした体格から「チャンク(chunk=肉の塊)」のあだ名を持つ。 おっちょこちょいで、手に持ったものをすぐに落とすなどして壊してしまう。この「特技」のため、堅牢なガラスケースから宝の地図を取り出したり、洞窟の入口だったレストラン跡のドアをこじ開けるのに一役買った。いたずら好きで虚言癖があることが街じゅうの大人に知られていたため、保安官へ「フラッテリー 一家を発見した」と通報したにもかかわらず、イソップ童話の狼少年のように信用されなかった。フラッテリー 一家に監禁された際、同じ部屋にいたスロースと意気投合。一緒にマイキー達の元に駆けつけた。洞窟脱出後、スロースに「うちで一緒に暮らそう」と申し出る。小説版ではスロース(ジェーソン)は実際にコーエン家の養子になっている。 リッキー・ワン(データ) 発明が趣味の中国系の少年。家族とは中国語で会話する。科学技術に関する大人顔負けの知識を持つことから「データ」のあだ名を持つ。発明品もあるが多くはテスト中で、まともに動作しない。しかし、入れ歯とバネを組み合わせた「万能フック」だけは例外で、数度のピンチを救った。 ブランドン・ウォルシュ(ブランド) マイキーの兄。体を鍛えるのが趣味。喘息持ちの弟を心配し、冒険をやめさせるため、データの妹の自転車を奪って海岸へ向かったが、そのままなりゆきで財宝探しに同行することとなる。アンディが好き。 アンドレア・カーマイケル(アンディ) チアリーダー。ステフとともに、トロイに誘われてドライブに同行していたが、女児用自転車で海岸へ向かうブランドに興味を持ち、トロイと別れ、そのままなりゆきで財宝探しに同行することとなる。しょっちゅう泣くなどして取り乱し、ステフになだめられることが多かったが、幼少時にピアノを習っていたおかげで、財宝発見につながる謎解きで活躍する。冒険を通じ、ブランドと両思いになる。暗がりでブランドと間違え、マイキーにキスをしてしまった。 ステファニー・スタインブレンナー(ステフ) アンディの友人。トロイに誘われてドライブに同行していたが、トロイが嫌いで、別れる口実のためにアンディに帯同し、そのままなりゆきで財宝探しに同行することとなる。視力が悪く、眼鏡がなければ何も見えないが、冒険の序盤で紛失する。冒険中、マウスとよく衝突をしたほか、取り乱しがちなアンディのなだめ役だった。しかし、最終的には打ち解け、冒険を終えた後は恋人のように抱き合うほどの仲になった。
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