グーハウ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 18:19 UTC 版)
初出は『ストV』。「グーハウ(英語: Nguuhao ; タイ語: งูเห่า)」とは「コブラ」の直訳。シャドルーの傘下に入ったアジア有数の麻薬組織。誘拐した子供を毒手の使い手にし、暗殺者や用心棒にさせることが有名。グーハウでは「本名」と「修得している技」を他人に明かしてはいけない決まりがある。 その中で、「グーハウの牙」と呼ばれた毒手使いの男・F.A.N.G(ファン)もその幹部の1人であり、同僚の幹部たちからも恐れられていた。ある日、ベガに臣従を示すために来たと欺いてシャドルー本部に集結したグーハウの面々はベガ暗殺を試みるが、彼らの毒手技はベガには通用せずグーハウは壊滅する。唯一生き延びたファンはベガとの激闘の最中、やがて彼の実力に目を引かれ忠誠を誓う(ベガからは「忠誠など不要」と言われている)。そして四天王として新たに加わり如何なる任務を達成させようとする。 チェインズ計画 『ストV』でファンが指揮官を務める計画。 世界中のハッカーを誘拐し巨大な球体「通称:黒い月」を作らせた。黒い月は上空で強力な衝撃波と電磁パルスを放ち一定の地域を壊滅においやれる。これにより、人々は恐怖と悲しみという「負の感情」を作り、それをサイコパワーの糧とする。なお、春麗は黒い月の正体が爆弾であることを実際にそれが起動するまで把握できていなかった模様で、ゼネラルストーリーでは「あれが爆弾だったなんて…」とかなり衝撃を受けている場面があった。 この「黒い月」の破壊力はシャドルー自身にも脅威になりかねないため、制御キーを作らせることで最悪の事態を防いだ。しかし研究員の1人が制御キーを世界中の名のある格闘家に送りつけチェインズ計画のスタートが遅れることになる。神月かりんとヘレン、それぞれが別々のチームだが同じ目的で動き「黒い月」の機能を停止させることに成功した。 抜け目のないファンは「黒い月」の機能が停止した時の事を想定し、「黒い月」の重力装置をも停止させ地上に落下させ半径数10メートルにまで被害を与える「ディセントプログラム」を用意させていた。 黒い月は全部で7つあり、作中ではアメリカ、ニューヨーク上空の一つのみが使用された。 最終的にこの計画は阻止されベガの消滅と共に基地は爆破、シャドルーは完全に壊滅した。
※この「グーハウ」の解説は、「シャドルー」の解説の一部です。
「グーハウ」を含む「シャドルー」の記事については、「シャドルー」の概要を参照ください。
- グーハウのページへのリンク