バッジ (ポケットモンスター)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > バッジ (ポケットモンスター)の意味・解説 

バッジ (ポケットモンスター)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/03 22:32 UTC 版)

ポケットモンスター』シリーズにおけるバッジは、ポケモントレーナーの実力の証である。

概要

ほとんどの作品では、バッジはポケモンバトルにおける一握りの実力者・ジムリーダーに勝った者に与えられる[1]。ゲーム本編では(一部を除く)ジムリーダーは各地方に8人が存在し、全員に勝利して8種類のバッジを手に入れた者には、ポケモンバトルの祭典「ポケモンリーグ」への出場権が与えられる[2]。このルールはポケットモンスターを題材にしたアニメや漫画などの派生作品にも概ね適用されている[3]

バッジの名称は、『赤・緑』ではジムリーダーのいる町のシンボルカラー(例えば鈍色をシンボルとするニビシティのタケシは「グレー(灰色)バッジ」)、『金・銀・クリスタル』以降はジムリーダーが用いるポケモンのタイプに因んだもの(ひこうタイプ使いのハヤトは「ウイング(翼)バッジ」、いわタイプ使いのツツジは「ストーン(石)バッジ」など)が付けられている。

スペック

大きさは数センチ程度、厚さは数ミリの金属板でできている。表面にはバッジ名やバッジを守るジムリーダーの得意タイプにちなんだ模様が描かれている。多くのトレーナーは服や鞄に付けたり、専用のケースに収納したりして持ち運ぶ。シンオウ地方やイッシュ地方(ブラック・ホワイト)のものは錆びやすいが磨くと光り、たたくとピアノのような音がするという特性がある。

効果

バッジは持っているだけで何らかの効果を発揮する。その効果は大きく分けて2つ。もう1つはポケモンをトレーナーに従わせる効果、もう1つはフィールド上で使用可能なアクション機能(ひでんわざなど)を解禁する効果である。特に交換によって他人の手に渡ったポケモンは新しいトレーナーの指示を無視する傾向があるが、新しいトレーナーがバッジを持っていればその実力を認めて命令に従う。ただし、改造などの不正な手段で入手したポケモンは、たとえ自分が親でバッジを全て集めた状態でも言うことを聞かなくなる。

ポケモンリーグの概念自体がない『LEGENDS アルセウス』ではバッジがない代わりにポケモン図鑑の完成度を上げて団員レベルを上げることで言うことを聞くポケモンのレベルが上がるようになっている。一方、フィールド上のアクション機能の使用は、ストーリーの進行(特定クエストのクリア)が必要となる。

アニメ『ポケットモンスター THE ORIGIN』では、ジムリーダーであるタケシが主人公のレッドにバッジをいくつ持っているのかを尋ね、一つも持っていないとの返事を聞いてからそれに合わせて自分がバトルに使うポケモンの数を2体に決める描写がある。

ゲームとアニメでの違い

  • アニメでは、ゲームにはないオリジナルのバッジが登場している[4]。『ダイヤモンド&パール』の第43話には50種類を優に越える数のバッジが登場した。
  • ゲームではバッジを持っていると、他人からもらったレベルの高いポケモンでもトレーナーの指示に従う効果があるが、アニメではその効果はなく[5]、アニメでのポケモンはトレーナーのレベル次第で従う。
  • 無印』の55話では、筆記と実技からなる「ポケモンけんていしけん」に合格すると、ポケモンリーグに出場できるバッジが登場した。

バッジ一覧

バッジを持っていない初期状態で命令を聞くレベルは、第5世代までは10、第6世代以降では20までである。

カントー地方のバッジ

赤・緑・青・ピカチュウ』、『ファイアレッド・リーフグリーン』でのみ能力を上げるを発揮する。ひでんわざを廃止された『ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ』にて、対応したひでんマシン獲得のかわりに、特定のポケモンで対応したアクションが使えるようになる。

グレーバッジ
ニビシティのタケシに勝つと貰える。バッジの形は石を模している。
持っているとポケモンの攻撃力が上がり、フィールド上でひでんわざ「フラッシュ」が使えるようになる。
ブルーバッジ
ハナダシティのカスミに勝つと貰える。バッジの形は一滴の雫を模している。
持っているとレベル30までのポケモンは命令を聞き、フィールド上でひでんわざ「いあいぎり」が使えるようになる。
オレンジバッジ
クチバシティのマチスに勝つと貰える。バッジの形は太陽を模している。
持っているとポケモンの素早さが上がり、フィールド上でひでんわざ「そらをとぶ」が使えるようになる。
『ファイアレッド・リーフグリーン』『Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ』では素早さが上がりにレベル40までのポケモンは命令を聞くようになる。
レインボーバッジ
タマムシシティのエリカに勝つと貰える。バッジの形は七色の花を模している。
持っているとレベル50までのポケモンは命令を聞き、フィールド上でひでんわざ「かいりき」が使えるようになる。
ピンクバッジ
セキチクシティのキョウ(『金・銀・クリスタル』『ハートゴールド・ソウルシルバー』ではアンズ)に勝つと貰える。バッジの形はハートを模している。
持っているとポケモンの防御力が上がり、フィールド上でひでんわざ「なみのり」が使えるようになる。
『ファイアレッド・リーフグリーン』『Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ』では素早さが上がりにレベル60までのポケモンは命令を聞くようになる。
ゴールドバッジ
ヤマブキシティのナツメに勝つと貰える。
持っているとレベル70までのポケモンは命令を聞くようになる。バッジの形は金貨を模している。
『ファイアレッド・リーフグリーン』ではひでんわざ「いわくだき」がフィールド上でも使用出来る効果が追加されている。
クリムゾンバッジ
グレンタウンのカツラに勝つと貰える。
持っているとポケモンの特殊能力(特攻と特防の両方)が上がる。バッジの形は炎を模している。
『ファイアレッド・リーフグリーン』ではひでんわざ「たきのぼり」がフィールド上でも使用出来る効果が追加されている。
グリーンバッジ
トキワシティのサカキ(『金・銀・クリスタル』『ハートゴールド・ソウルシルバー』ではグリーン)に勝つと貰える。バッジの形は葉っぱを模している。
持っていると全てのポケモンが命令を聞くようになる。
『ハートゴールド・ソウルシルバー』では効果が違っていてフィールド上でひでんわざ「ロッククライム」が使えるようになる効果に変更されている。

ジョウト地方のバッジ

金・銀・クリスタル』と『ハートゴールド・ソウルシルバー』では一部の効果に違いがある。

ウィングバッジ
キキョウシティのハヤトに勝つと貰える。
『金・銀・クリスタル』では持っているとポケモンの攻撃力が上がり、フィールド上でひでんわざ「フラッシュ」が使えるようになる。バッジの形は翼を模している。
『ハートゴールド・ソウルシルバー』ではポケモンの攻撃力を上げる効果はなく、持っているとレベル20までのポケモンは命令を聞き、フィールド上でひでんわざ「いわくだき」が使えるようになる。
海外版では「ゼファーバッジ(Zephyr Badge)」に名称が変更されている。
インセクトバッジ
ヒワダタウンのツクシに勝つと貰える。
持っているとレベル30までのポケモンは命令を聞き、フィールド上でひでんわざ「いあいぎり」が使えるようになる。バッジの形はテントウムシを模している。
海外版では「ハイヴバッジ(Hive Badge)」に名称が変更されている。
レギュラーバッジ
コガネシティのアカネに勝つと貰える。
持っているとポケモンの素早さが上がり、フィールド上でひでんわざ「かいりき」が使えるようになる。バッジの形はひし形。
『ハートゴールド・ソウルシルバー』ではポケモンの素早さを上げる効果はない。
海外版では「プレーンバッジ(Plain Badge)」に名称が変更されている。
ファントムバッジ
エンジュシティのマツバに勝つと貰える。
持っているとレベル50までのポケモンは命令を聞き、フィールド上でひでんわざ「なみのり」が使えるようになる。バッジの形は幽霊を模している。
海外版では「フォッグバッジ(Fog Badge)」に名称が変更されている。
ショックバッジ
タンバシティのシジマに勝つと貰える。
持っているとレベル70までのポケモンは命令を聞き、フィールド上でひでんわざ「そらをとぶ」が使えるようになる。バッジの形は拳を模している。
『ハートゴールド・ソウルシルバー』ではポケモンが命令を聞くようにする効果はない。
海外版では「ストームバッジ(Storm Badge)」に名称が変更されている。
スチールバッジ
アサギシティのミカンに勝つと貰える。
持っているとポケモンの防御力が上がる。
『ハートゴールド・ソウルシルバー』ではポケモンの防御力を上げる効果はなく、持っているとレベル70までのポケモンが命令を聞くようになる。
海外版では「ミネラルバッジ(Mineral Badge)」に名称が変更されている。
アイスバッジ
チョウジタウンのヤナギに勝つと貰える。バッジの形は雪の結晶を模している。
持っているとポケモンの特殊攻撃力と特殊防御力が上がり、フィールド上でひでんわざ「うずしお」が使えるようになる。
『ハートゴールド・ソウルシルバー』ではポケモンの特殊攻撃力と特殊防御力を上げる効果はない。
海外版では「グレイシャバッジ(Glacier Badge)」に名称が変更されている(後に日本版『ダイヤモンド・パール』に登場する同名のバッジとは別物)。
ライジングバッジ
フスベシティのイブキに勝つと貰える。
持っていると全てのポケモンが命令を聞くようになり、フィールド上でひでんわざ「たきのぼり」が使えるようになる。

ホウエン地方のバッジ

ルビー・サファイア・エメラルド』と『オメガルビー・アルファサファイア』では一部の効果に違いがある。

ストーンバッジ
カナズミシティのツツジに勝つと貰える。
持っているとポケモンの攻撃力が上がり、フィールド上でひでんわざ「いあいぎり」が使えるようになる。
『オメガルビー・アルファサファイア』では持っているとレベル20までのポケモンは命令を聞くようになる。
ナックルバッジ
ムロタウンのトウキに勝つと貰える。
持っているとレベル30までのポケモンは命令を聞き、フィールド上でひでんわざ「フラッシュ」が使えるようになる。
『オメガルビー・アルファサファイア』では「フラッシュ」が使えるようになる効果はない。
ダイナモバッジ
キンセツシティのテッセンに勝つと貰える。
持っているとポケモンの素早さが上がり、フィールド上でひでんわざ「いわくだき」が使えるようになる。
『オメガルビー・アルファサファイア』では持っているとレベル40までのポケモンは命令を聞くようになる。
ヒートバッジ
フエンタウンのアスナに勝つと貰える。
持っているとレベル50までのポケモンは命令を聞き、フィールド上でひでんわざ「かいりき」が使えるようになる。
バランスバッジ
トウカシティのセンリに勝つと貰える。
持っているとポケモンの防御力が上がり、フィールド上でひでんわざ「なみのり」が使えるようになる。
『オメガルビー・アルファサファイア』では持っているとレベル60までのポケモンは命令を聞くようになる。
フェザーバッジ
ヒワマキシティのナギに勝つと貰える。
持っているとレベル70までのポケモンは命令を聞くようになり、フィールド上でひでんわざ「そらをとぶ」が使えるようになる。
マインドバッジ
トクサネシティのフウとランに勝つと貰える。
持っているとポケモンの特殊攻撃力と特殊防御力が上がり、フィールド上でひでんわざ「ダイビング」が使えるようになる。
『オメガルビー・アルファサファイア』では持っているとレベル80までのポケモンは命令を聞くようになる。
レインバッジ
ルネシティのミクリ(『エメラルド』ではアダン)に勝つと貰える。
持っていると全てのポケモンが命令を聞くようになり、フィールド上でひでんわざ「たきのぼり」が使えるようになる。

シンオウ地方のバッジ

ダイヤモンド・パール』(『ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』)と『プラチナ』ではバッジの取得順番が一部違うため、一部の効果に違いがある。この作品より、手持ちポケモンの能力を上げる効果が無くなる。

『ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』ではひでんわざを使用できなくなり、代わりに「ポケッチ」にてフィールド上で該当のアクションが使えるようになる。

コールバッジ
クロガネシティのヒョウタに勝つと貰える。
持っているとフィールド上でひでんわざ「いわくだき」が使えるようになる。
フォレストバッジ
ハクタイシティのナタネに勝つと貰える。
持っているとレベル30までのポケモンは命令を聞き、フィールド上でひでんわざ「いあいぎり」が使えるようになる。
コボルバッジ
トバリシティのスモモに勝つと貰える。
持っているとフィールド上でひでんわざ「そらをとぶ」が使えるようになる。
フェンバッジ
ノモセタウンのマキシに勝つと貰える。
持っているとレベル50までのポケモンは命令を聞き、フィールド上でひでんわざ「きりばらい」(『プラチナ』では「なみのり」)が使えるようになる。
レリックバッジ
ヨスガシティのメリッサに勝つと貰える。
持っているとフィールド上でひでんわざ「なみのり」(『プラチナ』では「きりばらい」)が使えるようになる。
マインバッジ
ミオシティのトウガンに勝つと貰える。
持っているとレベル70までのポケモンは命令を聞くようになり、フィールド上でひでんわざ「かいりき」が使えるようになる。
グレイシャバッジ
キッサキシティのスズナに勝つと貰える。
持っているとフィールド上でひでんわざ「ロッククライム」が使えるようになる。
海外版では、アイスバッジの英訳として既に「グレイシャバッジ(Glacier Badge)」が使われていたため、「アイシクルバッジ(Icicle Badge)」に名称が変更されている(後に日本版『ブラック・ホワイト』に登場する同名のバッジとは別物)。
ビーコンバッジ
ナギサシティのデンジに勝つと貰える。
持っていると全てのポケモンが命令を聞くようになり、フィールド上でひでんわざ「たきのぼり」が使えるようになる。

イッシュ地方のバッジ

ブラック・ホワイト』、『ブラック2・ホワイト2』に登場。フィールド上でひでんわざが使用可能になる効果がなくなった(ひでんわざはバッジに関係なく使用可能になった)。

トライバッジ
『ブラック・ホワイト』で、サンヨウジムのジムリーダー(ポッド・コーン・デントのうち1人)に勝つと貰える。
持っているとレベル20までのポケモンは命令を聞くようになる。
海外版での名称は「トリオバッジ(Trio Badge)」となっている。
ベーシックバッジ
『ブラック・ホワイト』では、シッポウジムのジムリーダー・アロエ、『ブラック2・ホワイト2』では、ヒオウギジムのジムリーダー・チェレンに勝つと貰える。
持っていると『ブラック・ホワイト』では、レベル30までのポケモン、『ブラック2・ホワイト2』では、レベル20までのポケモンは命令を聞くようになる。
ビートルバッジ
ヒウンジムのジムリーダー・アーティに勝つと貰える。
持っているとレベル40までのポケモンは命令を聞くようになる。
海外版での名称は「インセクトバッジ(Insect Badge)」となっている。
ボルトバッジ
ライモンジムのジムリーダー・カミツレに勝つと貰える。
持っているとレベル50までのポケモンは命令を聞くようになる。
なお、海外版での表記は“Bolt Badge”であり、電圧の「ボルト(Volt)」ではなく、雷撃の「サンダーボルト(Thunder Bolt)」が名称の由来である。
クエイクバッジ
ホドモエジムのジムリーダー・ヤーコンに勝つと貰える。
持っているとレベル60までのポケモンは命令を聞くようになる。
ジェットバッジ
フキヨセジムのジムリーダー・フウロに勝つと貰える。
持っているとレベル70までのポケモンは命令を聞くようになる。
アイシクルバッジ
『ブラック・ホワイト』で、セッカシティのハチクに勝つと貰える。
持っているとレベル80までのポケモンは命令を聞くようになる。
海外版では、グレイシャバッジの英訳として既に「アイシクルバッジ(Icicle Badge)」が使われていたため、「フリーズバッジ(Freeze Badge)」に名称が変更されている。
レジェンドバッジ
ソウリュウジムのジムリーダー(『ブラック・ブラック2・ホワイト2』ではシャガ、『ホワイト』ではアイリス)に勝つと貰える。
持っていると『ブラック・ホワイト』では全てのポケモン、『ブラック2・ホワイト2』ではレベル80までのポケモンは命令を聞くようになる。
トキシックバッジ
『ブラック2・ホワイト2』で、タチワキジムのジムリーダー・ホミカに勝つと貰える。
持っていると、レベル30までのポケモンは命令を聞くようになる。
ウェーブバッジ
『ブラック2・ホワイト2』で、セイガイハジムのジムリーダー・シズイに勝つと貰える。
持っていると全てのポケモンが命令を聞くようになる。

カロス地方のバッジ

X・Y』に登場。

バグバッジ
ハクダンジムのジムリーダー・ビオラに勝つと貰える。
持っていると人から貰ったポケモンでもレベル30までなら命令を聞くようになり、フィールド上でひでんわざ「いあいぎり」が使えるようになる。
ウォールバッジ
ショウヨウジムのジムリーダー・ザクロに勝つと貰える。
持っていると人から貰ったポケモンでもレベル40までなら命令を聞くようになり、フィールド上でひでんわざ「かいりき」が使えるようになる。
ファイトバッジ
シャラジムのジムリーダー・コルニに勝つと貰える。
持っていると人から貰ったポケモンでもレベル50までなら命令を聞くようになり、フィールド上でひでんわざ「なみのり」が使えるようになる。
プラントバッジ
ヒヨクジムのジムリーダー・フクジに勝つと貰える。
持っていると人から貰ったポケモンでもレベル60までなら命令を聞くようになり、フィールド上でひでんわざ「そらをとぶ」が使えるようになる。
ボルテージバッジ
ミアレジムのジムリーダー・シトロンに勝つと貰える。
持っていると人から貰ったポケモンでもレベル70までなら命令を聞くようになる。
フェアリーバッジ
クノエジムのジムリーダー・マーシュに勝つと貰える。
持っていると人から貰ったポケモンでもレベル80までなら命令を聞くようになる。
サイキックバッジ
ヒャッコクジムのジムリーダー・ゴジカに勝つと貰える。
持っていると人から貰ったポケモンでもレベル90までなら命令を聞くようになる。
アイスバーグバッジ
エイセツジムのジムリーダー・ウルップに勝つと貰える。
持っていると全てのポケモンが命令を聞くようになり、フィールド上でひでんわざ「たきのぼり」が使えるようになる。

アローラ地方のスタンプ

サン・ムーン』、『ウルトラサン・ウルトラムーン』に登場。正確にはバッジではなくスタンプだが、バッジと同等の効果を持つため、便宜上ここに記述する。

アローラ地方にはストーリー開始時点でポケモンリーグ自体が存在しないため、ポケモンジム・ジムリーダーが存在せず、バッジという概念自体もない。それにあたるのが島めぐりの試練・大試練達成時に伝授されるゼンリョクポーズや、試練達成のスタンプである。

本作よりひでんわざを廃止され、ひでんわざに当たる「ポケモンライド」の解禁がストーリーの進行による解禁に変更されている。

メレメレの試練 達成のあかし
メレメレ島のしまキング・ハラに勝つと貰える。
持っていると人から貰ったポケモンでもレベル35までなら命令を聞くようになる。
アーカラの試練 達成のあかし
アーカラ島のしまクイーン・ライチに勝つと貰える。
持っていると人から貰ったポケモンでもレベル50までなら命令を聞くようになる。
ウラウラの試練 達成のあかし
ウラウラ島のしまキング・クチナシに勝つと貰える。
持っていると人から貰ったポケモンでもレベル65までなら命令を聞くようになる。
ポニの試練 達成のあかし
ポニ島のしまクイーン・ハプウに勝つと貰える。
持っていると人から貰ったポケモンでもレベル80までなら命令を聞くようになる。
島巡り 達成のあかし
殿堂入りすると貰える。
持っていると全てのポケモンが命令を聞くようになる。

ガラル地方のバッジ

ソード・シールド』に登場。 ソフトにより取得できるバッジが一部異なるが、ソフトごとで手に入れることが出来るバッジは従来通り8種類あり、合わせると合計10種類ある。なお、ストーリー序盤に必ず通過するワイルドエリアから高レベルのポケモンの早期入手抑止手段として、今回では入手したバッジ数は捕まえられるポケモンのレベル上限と参加できるマックスレイドバトルも影響する。

くさバッジ
ターフスタジアムのジムリーダー・ヤローに勝つと貰える。
持っていると人から貰ったポケモンでもレベル30までなら命令を聞くようになり、レベル25までのポケモンを捕まえられるようになる。また★2以下のマックスレイドバトルが参加出来る。
みずバッジ
バウスタジアムのジムリーダー・ルリナに勝つと貰える。
持っていると人から貰ったポケモンでもレベル40までなら命令を聞くようになり、レベル30までのポケモンを捕まえられるようになる。
ほのおバッジ
エンジンスタジアムのジムリーダー・カブに勝つと貰える。
持っていると人から貰ったポケモンでもレベル50までなら命令を聞くようになり、レベル35までのポケモンを捕まえられるようになる。また★3以下のマックスレイドバトルが参加出来る。
かくとうバッジ
『ソード』で、ラテラルスタジアムのジムリーダー・サイトウに勝つと貰える。
持っていると人から貰ったポケモンでもレベル60までなら命令を聞くようになり、レベル40までのポケモンを捕まえられるようになる。
ゴーストバッジ
『シールド』で、ラテラルスタジアムのジムリーダー・オニオンに勝つと貰える。
持っていると人から貰ったポケモンでもレベル60までなら命令を聞くようになり、レベル40までのポケモンを捕まえられるようになる。
フェアリーバッジ
アラベスクスタジアムのジムリーダー・ポプラに勝つと貰える。
持っていると人から貰ったポケモンでもレベル70までなら命令を聞くようになり、レベル45までのポケモンを捕まえられるようになる。
いわバッジ
『ソード』で、キルクススタジアムのジムリーダー・マクワに勝つと貰える。
持っていると人から貰ったポケモンでもレベル80までなら命令を聞くようになり、レベル50までのポケモンを捕まえられるようになる。
こおりバッジ
『シールド』で、キルクススタジアムのジムリーダー・メロンに勝つと貰える。
持っていると人から貰ったポケモンでもレベル80までなら命令を聞くようになり、レベル50までのポケモンを捕まえられるようになる。
あくバッジ
スパイクジムのジムリーダー・ネズに勝つと貰える。
持っていると人から貰ったポケモンでもレベル90までなら命令を聞くようになり、レベル55までのポケモンを捕まえられるようになる。また★4以下のマックスレイドバトルが参加出来る。
ドラゴンバッジ
ナックルスタジアムのジムリーダー・キバナに勝つと貰える。
持っていると全てのポケモンが命令を聞くようになり、全てのポケモンを捕まえられるようになる。また全てのマックスレイドバトルが参加出来る。

パルデア地方のバッジ

スカーレット・バイオレット』に登場。本作には3種別のバッジが存在し、それぞれ異なる効果を発揮する。なお、本作では各バッジの入手順番は自由となる。

  • ジムバッジ:従来作品のバッジと同じようなもの。7つ目までバッジ1つにつき命令を聞くレベル上限は+5にし、8つを全て手に入れた者は全てのポケモンが命令を聞くようになり、チャンピオンへの挑戦権が与えられる。なお、入手したバッジの数が高レベルポケモンの捕獲率も影響する。
  • ヌシバッジ:ぬしポケモンとのバトルに勝利することでペパーから入手(このバッジはジムバッジのレプリカ)。
  • ダンバッジ :スター団の各ボスに勝利することで入手(このバッジもヌシバッジと同様にジムバッジのレプリカで、ビワが作成した)。入手すると作成できるわざマシンの種類数が増加する。

パルデア地方のジムバッジは下記の8つ。

ジムバッジ:むし
セルクルジムのジムリーダー・カエデに勝つと貰える。
ジムバッジ:くさ
ボウルジムのジムリーダー・コルサに勝つと貰える。
ジムバッジ:でんき
ハッコウジムのジムリーダー・ナンジャモに勝つと貰える。
ジムバッジ:みず
カラフジムのジムリーダー・ハイダイに勝つと貰える。
ジムバッジ:ノーマル
チャンプルジムのジムリーダー・アオキに勝つと貰える。
ジムバッジ:ゴースト
フリッジジムのジムリーダー・ライムに勝つと貰える。
ジムバッジ:エスパー
ベイクジムのジムリーダー・リップに勝つと貰える。
ジムバッジ:こおり
ナッペ山ジムのジムリーダー・グルーシャに勝つと貰える。

ヌシバッジは下記の5つ。

ヌシバッジ:いわ
岩壁のヌシ・ガケガニに勝つと貰える。
ヌシバッジ:ひこう
大空のヌシ・オトシドリに勝つと貰える。
ヌシバッジ:はがね
潜鋼のヌシ・ミミズズに勝つと貰える。
ヌシバッジ:じめん
土震のヌシ・イダイナキバ/テツノワダチに勝つと貰える。
ヌシバッジ:ドラゴン
偽竜のヌシ・ヘイラッシャとシャリタツに勝つと貰える。

ダンバッジは下記の5つ。

ダンバッジ:あく
チームセギンのボス・ピーニャに勝つと貰える。
ダンバッジ:ほのお
チームシェダルのボス・メロコに勝つと貰える。
ダンバッジ:どく
チームシーのボス・シュウメイに勝つと貰える。
ダンバッジ:フェアリー
チームルクバーのボス・オルティガに勝つと貰える。
ダンバッジ:かくとう
チームカーフのボス・ビワに勝つと貰える。

オレンジ諸島のバッジ

アニメでのみ登場するバッジ。4つ集めると「ウィナーズカップ」に出場する権利が得られる。全て貝殻を模している。

サクラバッジ
サザンクロス西の星・ナツカン島のアツミに勝つと貰える。
シラナミバッジ
サザンクロス東の星・ネーブル島のダンに勝つと貰える。
リンボウバッジ
サザンクロス南の星・ユズ島のジギーに勝つと貰える。
ルリバッジ
サザンクロス北の星・リュウチン島のルリコに勝つと貰える。

脚注

  1. ^ ただし、ポケモンリーグという概念自体もない『Pokémon LEGENDS アルセウス』と、ポケモンリーグの設定が他作品と大きく異なる『ポケットモンスター サン・ムーン』ではバッジが一切登場しない他、『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』ではポケモンジム以外で手に入れるバッジが存在する。
  2. ^ なお、『ポケットモンスター 金・銀・クリスタル』、およびそのリメイク作品である『ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー』では2地方を冒険することになるため、最大16個のジムバッジを集めることができる。
  3. ^ 「ポケモンリーグには基本的に誰でも参加できるが、バッジを8個集めた者だけはその予選を無条件で通過できる」などと細かくルールが変更されている場合もある。
  4. ^ シゲルはカントー地方でゲームで確認されている3種類(グレーバッジ、ブルーバッジ、レインボーバッジ)と7種類のオリジナルのバッジを所有している。XY&Z編でもショータがオリジナルのバッジを3つ所有している
  5. ^ カントー編でサトシがグリーンバッジを持っていたがリザードンは指示に従わず、オレンジ諸島編で指示に従うようになった。

「バッジ (ポケットモンスター)」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「バッジ (ポケットモンスター)」の関連用語

バッジ (ポケットモンスター)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



バッジ (ポケットモンスター)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのバッジ (ポケットモンスター) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS