バイパーマークII
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/13 17:25 UTC 版)
「コロニアル・バイパー」の記事における「バイパーマークII」の解説
単座宇宙戦闘攻撃機。第一次サイロン戦争時のコロニアル軍主力機。すでに旧式化しており20年前に退役している。ネットワークに侵入しシステムを破壊するサイロンに対抗するため、機体制御においてはコンピュータが介在する部分は極力省かれ、アビオニクスとしては最低限の操縦補助を行うのみである。機体色はオフホワイトに機首・機首からキャノピー、主翼・エンジンポッド・垂直尾翼をとりまくよう赤いラインが配されている。 バイパーマークIを対サイロン用に改装したマイナーチェンジ機と思われ、基本的なフォルムはマークIと似ているが、両バージョン間の性能差異は明らかになっていない。 運動性能を重視した結果大変アグレッシブな操縦特性となっており、パイロットに要求される操縦技能も高い。アダマ提督やタイ大佐もこの機体を駆り活躍した優秀なパイロットだった。多数生産されサイロン戦争中各戦線で活躍した。 物語開始時、博物館となる予定の宇宙空母ギャラクティカに展示物として20機(1個飛行中隊分)ほど運び込まれていた。これらのマークIIは、サイロンのウィルス攻撃により全滅した同空母配備のマークVIIバイパー中隊に代わり、飛行可能な状態に戻され急遽現役復帰する。旧式システムであるためサイロンウィルスの影響を全く受けずに行動することができる。しかし、老朽化による運用トラブルも多く度重なる戦闘により損耗が激しくなったため、宇宙空母ペガサス遭遇後は対サイロン改装を施したマークVIIへと順次交代が進められている。 武装は30mm質量加速砲2門と機体下部のウェポンベイに多目的ミサイル8発(核弾頭装備可能)あるいは爆弾。その他の各種兵装を翼下ハードポイントに装備可能。 【スペック】全長:約8.4m/最大高:約2.7m/翼長:約4.7m
※この「バイパーマークII」の解説は、「コロニアル・バイパー」の解説の一部です。
「バイパーマークII」を含む「コロニアル・バイパー」の記事については、「コロニアル・バイパー」の概要を参照ください。
Weblioに収録されているすべての辞書からバイパーマークIIを検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
全ての辞書からバイパーマークIIを検索
- バイパーマークIIのページへのリンク